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クルーズ船で沖縄を訪れた外国人観光客=7月、沖縄県那覇市若狭
(写真・琉球新報社)

 

英国大手旅行検索サイト、Skyscanner(スカイスキャンナー)が選んだ2017年のお薦め旅行地「トップホリデーディスティネーション」トップ7に、アジアから唯一、沖縄が6位にランクインした。沖縄を訪れるべき理由として「世界で最も美しく神秘的なビーチがある」と挙げた。沖縄県によると沖縄が選ばれたのは初めて。

 

国内旅行予約サービス「楽天トラベル」が15日に発表した今年最も旅行需要が上昇した国内旅行の人気エリアランキングでも沖縄が1位に輝いた。観光地としての沖縄の人気が続いている。

 

スカイスキャンナーの17年のお薦め旅行地には、1位に地中海の島国マルタが選ばれ、スペインの自治州アストゥリアス州が2位、カリブ海の島国バルバドスが3位に選ばれた。

 

こうした中、同サイトの16年の沖縄行きの航空券検索数は前年比44%増となった。沖縄は「海底サンゴ群や素晴らしい洞窟体験ができる」と魅力が評価されるほか、近年ヒルトンやハイアットの世界ブランドのホテルが相次いで開業したことから、主流観光地として認知度が上がった。

 

スカイスキャンナーは世界中の旅行サイトで販売されている航空券やホテルなどの価格を瞬間的に比較できることなどで、欧州や米国、アジア太平洋地区で最も使用されている旅行検索サイトという。月間の利用者数は約6千万人で、使用言語は30カ国語。

 

楽天トラベルの国内旅行先の年間人気上昇エリアランキングでは、本島北部や宮古島、伊良部島を訪れる観光客が好調に推移し、全体を押し上げた。

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