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『勇人ちゃん、宗汰君家族とホテル関係者ら=2月27日、恩納村のカフ-リゾートホテル』

 

 

【恩納】難病を抱える子どもと、その家族が沖縄の文化や観光を楽しむ「沖縄ウィッシュバケーション」が2月25~27日の日程で開かれた。参加した2家族(8人)は恩納村のカフーリゾートフチャクコンド・ホテルに泊まり、沖縄美ら海水族館やバーベキューなど、沖縄ならではのメニューを堪能した。

 

ダウン症の久保勇人ちゃん(6)=鹿児島県=は、ホテルを離れる際、従業員らに何度も手を振り名残惜しそうにしていた。父親の浩之さん(37)は「息子はカメが好きなので水族館でウミガメを見てとても喜んでいた。地元の人たちとのバーベキューでは、家族のような優しさを感じた」と3日間を振り返った。

 

体幹機能障害のある豊原完汰君(14)=福岡県=は従業員から3日間の思い出が詰まったアルバムを受け取り、何度も笑顔を見せた。父親の幸治さん(46)は「おもてなしの愛があふれていて、子どもは『帰りたくない』と言っていた。地元の人たちと触れ合うことができ、貴重な体験になった」と語った。

 

ウィッシュバケーションは、同ホテルと公益社団法人「難病の子供とその家族へ夢を ソコリキ教育研究所」(大住力代表理事)が企画。両者が宿泊する部屋や食事、航空券を無料手配した。

 

大住代表理事は「病院にいることがほとんどで、家族旅行ができないことも多い。社会の皆さんが受け入れて支援をすることで、子どもたちとその家族に夢を感じてもらえる」と語った。

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