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伊是名村でキビ刈り作業に取り組むボランティアバイトの若者たち=6日、伊是名村内花地区千原

 

【伊是名】製糖シーズン真っただ中となっている沖縄県伊是名村。内花地区千原にある仲田幹男さんの畑では6日、県外からの若者たちがサトウキビ刈り作業に一生懸命取り組んだ。彼らはボランティアとアルバイトの中間的な意味の「ボラバイト」として、村内の農業法人和伊耕産で、平均で約2週間、長い人は1カ月以上農作業に従事しながら生活している。

 

この仕事はインターネットのボラバイト募集サイトで知ったそうだ。交代で休みの日もあり、村内のイベントにも積極的に参加している。メンバーは10人でうち3人がリピーター。和伊耕産にはインドネシアからの研修生もおり、食事時間などは大勢で楽しく過ごしているようだ。

 

今回のメンバーで最年長の田渕裕二さん(40)は参加して3週間目。「東京で勤務していたが農業に興味を持ち、40歳の区切りに遠い場所での農業を体験しに来た。休みの日はサイクリングなど満喫している」と笑った。愛知県の大学生、西川久瑠美さんは3回目のリピーターだ。村のマラソン大会にも参加した。

 

教員を目指す埼玉県の大学生、松本翔太さんは「小学校に教育実習に行き、給食の残りがとても多かったのを見て、子どもたちに食の大切さを伝えられるよう、農業をやってみたいと思った」と説明した。

 

香港からワーキングホリデーで来日した羅錦城さんは「初めは一番北の北海道にいたので、一番南の沖縄にも行ってみたくて応募した」と話した。

 

ボラバイトで皆、伊是名島で充実した人生のひとときを過ごしているようだ。

(比嘉陽子通信員)