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献花台の前に座り、冥福を祈る遺族ら=30日、沖縄県恩納村

 

4月28日で発生から2年を迎えた沖縄の米軍属女性暴行殺人事件の遺族らが30日、同県恩納村安富祖の遺体遺棄現場を訪れた。父親は献花台に向かい、名前を呼びながら「お父さん、お母さんもみんな一緒に来てるよ」などと涙を流しながら娘に呼び掛けていた。

 

遺族らは30日午後0時35分ごろ、恩納村安富祖の現場を訪れた。多くの人から供えられた花や飲み物でいっぱいになった献花台の前に座り、手を合わせて冥福を祈った。父親と母親は何度もハンカチで目頭を押さえながら手を合わせていた。父親は最後に雑木林に向けて深々と頭を下げ、現場を後にした。

 

同事件で殺人や強姦致死などの罪に問われている元米軍属の34歳被告は一審判決で無期懲役の判決を言い渡されているが、控訴している。父親は26日、代理人を通じて「悲しいです、悔しいです。私たちが娘にしてやれるのは、痛み、苦しみをなくし、成仏させてあげることです」などとするコメントを発表していた。