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新卒学生の就職情報サイト「ジョーナビ新卒2019」を運営する求人おきなわ(那覇市、大里一雄社長)は7日、企業の採用活動計画に関する調査結果を発表した。県内景気の拡大に伴って企業の採用意欲は高まっている一方で、人手不足や他社との競争激化などから「採用がしにくくなっている」と感じている企業が多くなっている。人材確保のために採用活動で新たな取り組みを進める企業も出てきている。

 

調査は2019年3月に大学や専門学校、短大、大学院などを卒業する学生の採用を考えている県内外の企業に実施し、有効回答数は79社だった。

 

採用予定人数の見通しについて「前年並み」が41・8%で「増加」が27・8%となった。前年の調査では採用予定人数の見通しで「増加」と答えた企業が過去10年で最も高い数値となっており、前年と同様に企業の採用意欲が高い状態が続いている。「前年並み」とした企業からは「業務拡大などの理由で引き続き前年程度の人数は確保したい」などの意見が上がった。「減少」とした企業は17・7%で理由は「採用人数よりも質を重視する」などがあった。

 

採用活動の見通しについては「採用しにくくなる」が51・9%で最多となった。理由は「学生数の減少と競合他社の増加」や「これまで採用活動をしていなかった企業も新卒採用に加わってさらに厳しくなる」などの声があった。「前年並み」は34・2%で「採用しやすくなる」は7・6%にとどまった。

 

各企業の採用基準については「前年並み」が50・6%と半数を占めた。企業からは「可能な限り採用基準は変えずに会社に合う人材を確保したい」や「採用激化の状況でも基準は落とさない」などの意見があった。

 

採用活動で新たな取り組みを実施(予定を含む)している企業は71・8%を占めており、内容は「SNS(会員制交流サイト)の活用」や「ウェブマーケティングを生かした広報活動」などがあった。