(写真・神奈川新聞) 画像を見る

そごう横浜店(横浜市西区)は30日、市内の主要百貨店で最も早くお中元ギフトセンターを開設した。儀礼的な市場が縮小する一方で、自家需要や親しい友人への贈り物としてのニーズを満たす商品を増やした。

 

今年は猛暑を見込んで、同店では県内の10ブルワリーのクラフトビールを特集した。横浜ベイブルーイング工場直送ギフト(3845円)や横浜ビールラガーセット(3759円)など20種類を用意。横浜ビールを試飲(1杯400円から)できるビールバーも期間限定で初めて設置した。

 

この日は従業員約100人が集まってキックオフイベントを実施。田口邦子副店長は「ギフトセンターの使われ方もだんだんと変わってきている。こうした傾向を受けて、野球やサッカー観戦、バーベキューだったり、いろいろなシーンで楽しめるビールを提案している」と話した。今年の商戦では、前年比1%増の売り上げを目指す。1人当たりの単価は2%増の約1万7千円、一品単価は約4千円を見込む。

 

横浜高島屋(同市西区)と京急百貨店(同市港南区)のギフトセンターは6月7日オープン予定。

【関連画像】

関連カテゴリー: