マイリーレイによるテープカットで落成を祝うハワイや沖縄の関係者ら=3日、米ハワイ州ワイパフ 画像を見る

 

【ハワイ・ワイパフで謝花史哲】県系人の新たな活動拠点となる商業施設「ハワイ沖縄プラザ」の落成式典が3日(日本時間4日)、米ハワイ州ワイパフで開かれた。プラザは、ハワイの県人会組織・ハワイ沖縄連合会のハワイ沖縄センターに隣接し、テナント料の収益を老朽化した同センターの修繕や管理費などに充て県系人の活動強化を図るのが目的。式典には県系3世のデービッド・イゲ州知事をはじめ県関係者約600人が出席し、落成を祝った。

 

ハワイ沖縄連合会の高良コートニー会長は「1世の努力を誇りに沖縄との連携強化や文化継承を進めたい」と決意を新たにした。イゲ州知事は「プラザ建設によりハワイと沖縄のつながりがより深まった。さらに強め次代へとつなげたい」とあいさつ。死去した翁長雄志知事に触れ「つながりを強めることに尽力した。沖縄のいいところを象徴する人だった」としのんだ。

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