新たに設立された県トラック協会女性部会の与那覇依子部会長(中央)ら=3日、那覇市港町の県トラック協会 画像を見る

 

人手不足の解消や女性でも働きやすい職場づくりを目的に、県トラック協会(佐次田朗会長)に女性部会が設立された。沖縄では景気の拡大に伴って取り扱う貨物量が増加している。運送業界でも人材確保が難しく、約2千人の運転手が不足していると試算されている。全体の比率で2・7%と少ない女性運転手を増やすために、部会員が中心となって女性が働きやすい環境を整えていく。

 

女性部会は今後、労働環境整備の提言や女性運転手拡大のための広報活動、先進的な取り組みをしている事業者との交流などを進める。3日に開かれた女性部会の設立総会では、樹来(西原町)の与那覇依子社長が部会長に選出された。運送業の社長や役員などを勤める女性8人が会員となっており、部会の愛称は「花心(はなごころ)」に決まった。

 

与那覇部会長は「これまで男性の業界と言われていたトラック運送業界で女性が働くことはハードルが高い。女性側だけでなく、男性側もどう接していいか分からないことも多いはずだ。乗り越えていくためには、お互いをよく知る機会を持つことが大事だ」と強調。「子どもがいると1日8時間働くのは厳しい。例えば1日5時間、週に4日勤務にして、その中でどうやって生産性を高めていくか考えることも私たち経営者の課題だ」と指摘した。

 

県トラック協会の佐次田会長は「協会と青年部会、女性部会が三本の矢になって取り組めば、間違いなくトラック業界のイメージを変えていける」と期待を掛けた。

全国のトラック協会では9月現在で25都道府県に女性部会があり、会員数は956人。沖縄は26番目の設立となる。

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