月下老人に良縁を祈る参拝者ら=10日、沖縄市役所

 

【沖縄】台湾・台北市の「霞海城隍廟」にまつられている縁結びの神様「月下老人」が沖縄市を訪れた。10日、沖縄市役所でお迎えセレモニーが開かれた。台湾の伝統的な結婚の儀式も披露され、台湾の華やかな文化が来場者を魅了した。12月末まで市の台湾文化館に滞在する。

 

月下老人は縁結びの神様として親しまれ、年間で約8千組の縁結びをかなえているといい、「アジア最強の恋愛成就の神様」ともいわれる。儀式では、市在住で今年7月に入籍した儀保大樹さん(29)と沙季さん(28)夫婦が伝統的な台湾の衣装をまとい参加した。沖縄こどもの国の与那国馬「なびぃ」が新郎新婦を乗せ、先導役を務めた。

 

大樹さんは2016年に月下老人を参拝していた。「結婚がかなってうれしい。末永く幸せになれるよう祈った」と話し、縁結びの力に感謝した様子だった。沙季さんは「伝統的な雰囲気があり、すてきな式だった。貴重な体験ができた」と笑顔で話した。

 

式典で仲本兼明副市長は「この機会にぜひ良縁をつかみ、台湾の魅力に触れてほしい」とあいさつした。琉球華僑総会の江夏祿榮副会長は「沖縄と台湾が共栄の道を歩み、友好の輪を広げていこう」と話した。

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