集まったファンの前で、J3優勝、J2昇格を報告するFC琉球の朴一圭キャプテン(右手前)=26日午後、県庁 画像を見る

 

サッカーのJ3で優勝し、J2昇格を決めたFC琉球の「優勝・昇格報告会」が26日、那覇市の県庁1階の県民ホールで開かれた。運営母体の琉球フットボールクラブの倉林啓士郎社長、チームの金鍾成監督らが優勝の喜びとサポーターへの日頃の感謝を述べた。倉林社長は「いつも温かい声援ありがとうございます。J2昇格を目標とする“琉球昇竜”のスローガンの下、強い意志を持って戦うことができた」と話した。

 

琉球の応援歌をBGMに拍手で迎えられた選手らは、誇らしげな表情だった。就任3年目で快挙に導いた金監督は「選手たちがおじけづかずに攻め続け、考えてきた結果だった。J2でも琉球のサッカーを見せたい」と抱負を語った。

 

優勝が決まった3日のホーム戦を会場で観戦した玉城デニー県知事は「勝負を決める4点目が入ったときはじわっとくるものがあった。感動を与えられる素晴らしいチーム。沖縄の誇りだ」と賛辞を送った。朴一圭主将はJ2に向けて「結果が出ない時でも、皆さんから声援をもらいたい。J2で“琉球旋風”を巻き起こしたい」と活躍を誓った。

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