テクノロジーと創造力による社会課題の解決を目指す人材育成事業「Ryukyufrogs(リュウキュウフロッグス)」の第10期生研修発表会が9日、那覇市の琉球新報ビルで行われた。今夏に米国シリコンバレーに派遣された中高大生6人が3班に分かれ、写真印刷機能を備えたデジタルポストや食品添加物の安全情報が得られるアプリ、自分の夢や目標に合った参考書や勉強法が得られるアプリのアイデアを発表した。社会課題解決と人材育成をテーマとした交流イベント「LEAP DAY(リープデイ)」(同実行委員会主催、FROGS運営)の一環。

 

離れて暮らす祖父母などに印刷した写真を即座に届けられる「まごころポスト」のアイデアは来場者の高い評価を受け、プレゼン直後に出資を申し出る声が相次いだ。同アイデアは、9日からクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で開発に向けた資金調達も開始した。

 

「まごころポスト」は、津覇誉一さん(明治大2年)、上運天愛球さん(読谷高1年)の発案。写真と共に音声メッセージが送れる機能や、ポストをのぞいたら「写真を心待ちにしているようです」といったメッセージが送り手に届くなどの機能を付けることで、既存の類似品との差別化も提案した。来年9月の本格商品化を目指し、テストマーケティングを進めていく。