FC琉球の増谷幸祐(右)からユニホームを譲り受けた宮城晃太さん(中央)とJICA沖縄の河崎充良所長=15日、那覇市の県庁 画像を見る

 

国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として、2月からカンボジアでサッカーを指導する宮城晃太さん(25)=那覇市=は、以前所属していたJ2のFC琉球から現地の子どもたちに使ってほしいと、ユニホームを譲り受けた。15日、沖縄県庁で贈呈式があった。宮城さんは「このユニホームが沖縄やFC琉球への好奇心の一歩になってくれればうれしい」と将来の沖縄とカンボジアの交流に思いをはせた。

 

宮城さんは2月から2年間、カンボジア・クラチェ州のユース育成校でU16の選手にサッカーの指導に当たる。

 

「子どもたちに夢や希望を与えたい」とプロチームから贈られたユニホームの意義を話した。

 

FC琉球の現役選手としてユニホームを託した増谷幸祐は「カンボジアサッカーの父と呼ばれるくらい活躍してほい」と宮城さんの活動に期待を込めた。

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