2018年公開の映画を対象とした第92回キネマ旬報ベスト・テンが4日午前に発表され、三上智恵、大矢英代両監督が手掛けた「沖縄スパイ戦史」が「文化映画」部門で1位に輝いた。
「沖縄スパイ戦史」はゲリラ部隊の護郷隊として動員された少年兵や日本軍、住民らの間であった情報の秘密戦について、体験者の証言を基に描いたドキュメンタリー。三上監督の作品で1位となったのは2013年の「標的の村」以来となる。
「文化映画」部門で沖縄関連作品が1位となったのは2015年の「沖縄 うりずんの雨」(ジャン・ユンカーマン監督)以来となる。【琉球新報電子版】
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