泡盛コンテストで金賞以上に選ばれた銘柄を発表する比嘉大社長(左)と比嘉里枝さん=12日、那覇市の琉球新報社 画像を見る

 

「泡盛新聞」を運営する醸界(那覇市、比嘉大社長)は12日、泡盛100銘柄から一般投票で選ぶ「泡盛コンテスト2019」の結果を発表した=写真。上位12銘柄が最高金賞、6銘柄が金賞に選ばれた。残波プレミアム30度(比嘉酒造)は3年連続の最高金賞受賞となった。泡盛を飲み慣れていない人が好む銘柄を調べる目的で、今回で3回目。

 

18年5月~19年4月に国際通りの観光客や歩行者に調査した。アルコール度数13度になるよう調整した泡盛を銘柄を伏せて試飲し、投票する。買い求めやすい価格帯の100銘柄が対象で、予選、本選合わせて1736人が投票した。

 

比嘉社長は「観光客が主な調査対象で、飲み方を教える一環にもなっている」と話した。同社はウェブ上で「泡盛検定」を開催し、泡盛の銘柄を掲載したポスターも製作している。

 

コンテストの結果は次の通り。 (順不同)

【最高金賞】海人プレミアム30度(まさひろ酒造)、久米島の久米仙パウチ13度(久米島の久米仙)、守禮BLUE25度(神村酒造)、琉球王朝30度(多良川)、龍30度(金武酒造)、残波白25度(比嘉酒造)、残波プレミアム30度(同)、残波43度(同)、南光40度(神谷酒造所)、ender25度(瑞穂酒造)、群か星25度(八重泉酒造)、咲元三年古酒30度(咲元酒造)

 

【金賞】玉の露43度(玉那覇酒造所)、琉球王朝古酒30度(多良川)、松藤プレミアムブレンド30度(崎山酒造廠)、与那国30度(崎元酒造所)、菊之露ブラウン30度(菊之露酒造)、Xi30度(瑞穂酒造)

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