懐かしの音楽に合わせて踊る参加者ら=9月27日、那覇市前島の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ 画像を見る

 

1970年代や80年代に流行したディスコの雰囲気を楽しめるホテルでのイベントが人気を集めている。那覇市内のホテルでは隔月でイベントを開催。口コミで評判が広がって毎回350枚のチケットが完売する。40~60代の大人たちがミラーボールの下、大音量で流れる懐かしの音楽に合わせて体を揺らし、青春時代へのタイムスリップを楽しんでいる。

 

那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハでは、2016年8月からディスコイベントを始め、現在は年5回のペースで定期開催。今年9月で14回目を迎えた。他にも那覇市のロワジールホテル那覇は17年から年に1~2回の頻度で開催。宜野湾市のラグナガーデンホテルでも昨年から年に1回イベントが開かれている。

 

9月27日に沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハであったイベントでは、会場前方にDJブースとダンスフロアがあり、参加者は人気のDJがかける音楽に合わせてステップを踏んだ。

 

スペシャルDJとしてトップバッターを務めたのは元琉球放送アナウンサーで現在はフリーアナウンサーの箕田和男さん。シェリル・リンの「GOT TO BE REAL」や、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「セプテンバー」をかけ、往年の名曲で会場を盛り上げた。

 

箕田さんは「曲をかけたらみんながダーッとフロアに出て来て踊りっ放しでいる。世代の音楽はいくつになっても忘れられない青春なんです」と説明する。「ディスコ文化を若い世代に受け継ぎたい」との思いで活動を続けているという。

 

6回目の参加という米須都さん(45)=那覇市、会社員=はおしゃれな帽子をかぶりキラキラ光るシールを顔に付け、会社の同僚とダンスで盛り上がった。米須さんは「好きな音楽を楽しみ、踊れる場はなかなかない」と話す。

 

従業員が「常連さん」と呼ぶ奥濱哲夫さん(60)=那覇市、会社経営=は「ステップの踏み方を覚えている人が若い頃を思い出して曲に体が乗ってくる。仕事で疲れていてもリフレッシュできる」と踊って見せた。

 

サーロインステーキなど会場に並ぶ10品の料理も人気の一つだ。キャンドルに照らされたテーブルでは音楽を聞きながら食事をする客も。日常の生活から一歩離れ、青春時代にタイムスリップ。県民のディスコへの思いはまだまだ熱い。
(上里あやめ)

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