首里城の所有権について「議論しなければならない」と答えた自身の会見での発言について「『それについては特に考えていない』と答えればよかった」とした玉城デニー知事のフェイスブックの投稿 画像を見る

 

玉城デニー知事が15日の定例記者会見で、全焼した首里城の再建後の所有権について「(県へ)移転するかどうかの議論も必要がある」とした自身の発言に関し同日夜のフェイスブックに「『特に考えていない』と答えればよかった」と投稿し、発言を事実上、修正していたことが19日、分かった。

 

会見での発言を受け、本紙を含め県内外のメディアが「所有権も国と議論」などと報じた。これについて「『これからいろいろなことについて話し合わなければならない』という意味で『議論する必要がある』と答えたら、まるで『移転を求めるために議論しなければならない』みたいな記事になっているらしい」と真意が伝わっていないと指摘した。その上で「言葉は難しいなあ。反省。」と締めくくった。

 

玉城知事の投稿に対し「沖縄のアイデンティティーを主張するためにもぜひ沖縄県の所有にしてください!」「『所有権も国と議論』の見出し見て『そうこなくっちゃ!』と心のガッツポーズした人もいると思います」との所有権移転を求めるコメントが寄せられた。一方で「考え方を正確に伝えるって難しいですね」「要約されたつもりが頭に書き手の方の意志が入っていたり…」と投稿内容に理解を示すコメントもあった。

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