現場を訪れる米軍普天間飛行場の基地司令官デイビッド・スティール大佐=11日午後1時すぎ、宜野湾市嘉数 画像を見る

 

【沖縄・宜野湾】米軍普天間飛行場から有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が流出した問題で、同飛行場の基地司令官デイビッド・スティール大佐は11日、宇地泊川の除去作業現場を訪れ「雨が降れば収まるだろう」と市職員らに発言した。泡消火剤を回収せずに放置するとも受け取られる姿勢を示した。

 

スティール大佐は「最優先は(飛行場内からの流出を)止めることだ」と強調。飛行場の排水路で、土のうを使って泡消火剤が流れないよう対応していると説明した。

 

市は同日早朝に米軍に川汚染を報告したが、米軍は飛行場内の泡消火剤の流出対策を優先し、現場を訪れたのは午後になってからだった。基地司令官の雨で薄まるという認識や対応の遅さに市民からは「当事者意識があるのか。基地外の現場に来たのもパフォーマンスにしか見えない」などと憤る声が上がった。

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