沖縄県に到着した新型コロナウイルスワクチンの第1便。ワクチンの入った三つのコンテナが運ばれた=2日午後11時5分ごろ、那覇空港 画像を見る

新型コロナウイルスワクチンの県内第1便が2日午後10時40分ごろ、全日空機で那覇空港に到着した。この便では医療従事者への優先接種用として、ファイザー製のワクチン7箱(1箱当たり195瓶)が届いた。3日から県内7医療機関へ順次納入する。優先接種の対象は約5万7千人。準備が整い次第、県内第1号の接種が始まる。

 

到着したワクチンは貨物ターミナル内の保管庫に運び込まれ、3日に本島内の県立北部病院、県立中部病院、琉球大学病院、浦添総合病院、県立南部医療センター・こども医療センターの5医療機関に1箱ずつ配送する。県立八重山病院は4日、県立宮古病院には5日に1箱ずつ届ける。

 

ワクチンの接種回数は注射器の種類によって異なり、1箱で975~1170回分、7箱で6825~8190回分の量になる。県内には来週も7箱が届く予定で、今回と合わせると少なくとも1万3650回分になる。ファイザー製ワクチンは2回の接種が必要。今月第4週、5週にも計14箱のワクチンが届く。

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