松川正則宜野湾市長から寄付金目録ボードを受け取る石嶺児童園の上原裕施設長ら=8日、那覇市東町の日本郵便沖縄支社 画像を見る

沖縄県宜野湾市と同市観光振興協会、日本郵便沖縄支社による「ぎのわんハート♪プロジェクト」は8日、2018年に引退した歌手・安室奈美恵さんに関するオリジナルフレーム切手セットの売り上げの一部を、県内九つの児童養護施設に寄付した。子どもの貧困対策などに活用してもらうことが目的。寄付額は200万円。同プロジェクトによる寄付は2回目。

 

宜野湾市の松川正則市長は「沖縄の子どもたちのためにという、安室さんの思いを受けてプロジェクトをやってきた。寄付金で子どもたちを笑顔にしてほしい」と述べた。

 

石嶺児童園の上原裕施設長は「新型コロナウイルスの影響で、子どもたちは一時帰省が禁止になるなど、さまざまなことがあった。同プロジェクトや安室奈美恵さんの曲が大きな支えになっている」と寄付に感謝した。

 

切手セットは昨年12月28日に4600セットをインターネットで販売し、1週間で完売した。県内では2月1日に宜野湾市の真志喜、普天間、伊佐、我如古の4郵便局で400セットを販売し、2日で完売した。

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