「平和の礎」に新たに戦没者名を刻銘する作業の様子=15日午前、南城市の県石材事業協同組合 画像を見る

沖縄戦などで犠牲になった人の名前が刻銘されている「平和の礎」に、今年新たに追加される戦没者の刻銘作業が始まった。15日、沖縄県南城市の県石材事業協同組合南城市営業所で名前を石材に彫り込む作業が報道陣に公開され、41人の名前が刻まれた。

 

内訳は県内出身者38人、県外3人。重複が判明した2人分は削除し、刻銘者の総数は24万1632人になる。出身は県内は那覇市や本部町、竹富町など。県外は東京都2人、長崎県1人。11人が6歳未満だった。

 

県子ども生活福祉部女性力・平和推進課平和推進班の平安座純子班長は、今回の刻銘者は2020年度より11人多いとして「相談などに柔軟に対応するので、申請してほしい」と呼び掛けた。

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