第28話 母の真剣な姿勢

投稿日: 2010年10月19日 00:00 JST

第28話 母の真剣な姿勢

この夏の猛暑は、100数十年ぶりとか・・・思わず、100年前の日本に生まれていなくてよかった、と思う位ヒドイ暑さだった。
私にとっては、日本に帰国してから初めての夏で、湿気の高さにマイッタ!50代の私が、喘いだのだから、80歳の母は、尚更だ。

母が、最後に外出したのは、8月21日、高3の姪っ子最後の定期演奏会の日だった。

外出嫌い、引きこもりは、きっと母の性質や今の認知症の状況と関係しているのだろう。
特記すべくは、母の徹底したお天道様ギライだ。

image我が家の隣りには、かつて大きな鉄骨の2階屋が、建っていたが、持ち主が施設に入り、解体されてしまった。今は、草ボウボウの空き地状態になっている。午前中から夏の陽光が、まぶしい。

母は、そんな日の光を徹底的に憎み、窓ガラスに新聞紙をガム・テープでベタベタと貼付ける。しかも新聞紙を何回も使用することが出来るように、上手にガム・テープを使うので、とても感心してしまう。

ただ、先日は、お風呂のマットを窓に貼付けたので、さすがに、それだけは、止めてもらった。

でも、何だか、マジメなのに、可笑しくて、オモシロイ。

image日の光を忌み嫌う母を見ていると、私は、小学校の頃に夢中で読んだ楳図かずおのマンガを思い出してしまう。確か、日の光を徹底的に嫌う主人公が、真っ暗な家の中で暮らしているのだが、ある日、強制的に雨戸を開けられ、体が、崩れ、朽ちていく・・・おおおおおお〜(ドラキュラのような存在だったのか?)

ま、とにかく、母は、母なりに色々と考えながら、家の中で過ごしているのである。

ただ、母の脳神経外科のお医者さんは、日光を浴びる大切さを説く。特に、日の光が、目に入ることで体内時計を調整したり、鬱病対策にも効く、とか。

でも、確か、日の光が、目に入ると、メラニン色素を作り、シミが出来るということもどこかで聞いたなあ。(だから、サングラスが、必要ということですね!)

そう思って、外界を見渡せば、外でチャリに乗っている女性の大半が、日焼け防止対策として、顔には、カブトムシのようなサン・バイザー(私も持っている!)、腕は、UV対策用の腕袋、胸の回りは、夏用のUV襟巻きetc・・・おおお〜と思うような容姿で、チャリに乗っている!

皆さん、真夏の太陽は、やっぱり天敵なのね!

 

2010.10.23 (土)更新予定!<動画27:アルツハイマー病の母の混乱

ドキュメンタリー映像作家 関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』一覧

[この記事を第1話から読む]

 

関口家でも使っている、家族を守る”みまもりカメラ”

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