福島第一原発 封印されていた「被曝」作業員の「血液がん死」!

投稿日: 2011年04月05日 00:00 JST

「原発の労働者は人間扱いされなかった」福島第一原発で’79年から働いてきた永田利夫さんは、フォトジャーナリストの樋口健二さん(74)にこう語ったという。これまで38年間、原発で働く人たちを取材してきた樋口さんは、本誌に原発現場作業員の実態を語ってくれた。

樋口さんによると、現場の原発労働者の日当は約1万円。東京電力から依頼を受けた元請け会社が下請け、孫請けなどの業者に依頼をしていくため、その間に報酬を抜かれてしまうのだという。彼らが従事させられるのは、放射性廃棄物処理などの過酷な作業だ。

’77年から’82年に福島第一原発で働いていた長尾光明さん(享年82)は、「血液のがん」と言われる多発性骨髄腫を発症した。’04年には被曝が原因だとして労災認定を受けたが、’08年に東京電力を相手に賠償を求めたところ、被曝と病気の因果関係を否定されてしまったのだ。

長尾さんは、勤務時代、年間平均で東電社員の4~5倍の被曝を受けていた。「東電ほか電力会社は今も原発内作業と『血液のがん』との因果関係を認めていません。長尾さんは最後に『東電が責任を認めないことが悔しい』と、失意のまま亡くなったのです」と樋口さんは言う。

樋口さんが語った原発作業員の労働実態と、封印されていた無念の叫びを本誌で全公開!

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