“天才”大平シローさん 晩年はお店でたこ焼きを焼いていた

投稿日: 2012年02月15日 07:00 JST

「シローさんは、10年ほど前から飲食店の経営に奮闘されていました。実は、5〜6年前に心筋梗塞で倒れているんです。医者からは厳重な健康管理を、と言われていたはずなんですが……」(常連客)

漫才コンビ・太平サブロー・シローとして一世を風靡した大平シローさん(享年55)が2月9日に急逝した。2月4日に事務所で倒れ、病院へ緊急搬送。難治性心室細動と診断され、意識不明のまま5日天国へと旅立った。

シローさんの人生は波瀾万丈だった。’88年に吉本から独立するも仕事は激減し、’92年にコンビ解散。その後は放送作家として活動するが、近年は飲食店の仕事がメインだったという。私生活では3〜4回の結婚・離婚を繰り返し、最後はひとりだった。

「シローさんがやっていたお店は焼酎バー、たこ焼き店、薫製バーなどでした。うち一店舗はのれん分けしましたが、ほとんど休まず毎日遅くまで働いていました」

そう話すのは元従業員。シローさんは店に顔を出すたび、お客さんからは酒を勧められ、飲まない日はなかったという。元従業員はこう続ける。

「たこ焼き店をオープンしてからしばらくは、本人が店に立って焼いていたんです。でも悲しいかな、あのシローさんだと気づく人は誰もいませんでした……」

元相方の死を、大平サブロー(55)はこう悼んだ。

「シローさんは天才。僕の才能なんて100分の1にも満たない。何年かたったら僕そっちに行くので、あの世でサブロー・シローをやったら面白いでしょうね。待っててや」

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