被災地・大槌町を歌で癒し続ける「13歳の美少女シンガー」

投稿日: 2012年07月30日 00:00 JST

「彼女の活躍は、この町の希望なんです。町中の人たちが応援しています」

そう語るのは、岩手県・大槌中学校の鈴木利典校長。7月25日、東日本大震災の被災地・大槌町から全国デビューを果たす歌手がいる。大槌中学校に通う、臼澤みさきさん(13)だ。

大槌町の死者・行方不明者は、人口の1割にあたる約1千400人。町の指揮を執る町長も津波にのまれて亡くなった。みさきさんのクラスでも大半の子が家を流され、まだ父親が見つからない子もいる。しかし、いま皆が懸命に新しい日常を歩み始めている。

デビューのきっかけは、ニュースで放送された『青少年みんよう全国大会』を、現在の所属事務所の社長が見ていたこと。前年のグランプリ受賞者の紹介で流された、わずか30秒ほどのみさきさんの映像に心を動かされ、彼女のデビューを決めたという。

震災直後の4月、「避難所で民謡を歌わないか」という誘いを受けた。しかし、彼女は『被災されている方の前で自分だけが着物を着て、歌を歌ってもいいのかな……』と悩んだ。揺れ動く彼女の心を決めさせたのは、母のひと言だったとみさきさんは話す。

「お母さんに『聴いている人の心に少しでも届くように、歌おう!』と言われて、思いきってやることにしました。そうしたら『ありがとう』って言って、涙を流してくださったおばあさんがいたんです。ああ、歌ってよかったなぁ、と思いました」

デビュー曲は、望郷の歌『故郷(ふるさと)』。最初は民謡とは違う曲調に戸惑ったが、今では歌うほどに好きになっていくという。

「いつの日か、私が大槌町を離れるとき、故郷をこんなふうに感じる日がくるんだろうなぁ、と想像して歌いました。『故郷を忘れないで』という思いを込めています。大槌町は、以前のようには戻れないと思います。でも、私たちが大人になるころには、前の大槌町を越えるような町をつくりたいなあ」

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