市川染五郎 父・幸四郎がひた隠す「特別室の重篤姿」

投稿日: 2012年09月11日 00:00 JST

「リハビリに励んでいます。食事もお粥からだんだんと食べ始めています――」
 9月6日、『ゆうどきネットワーク』(NHK)に生出演した松本幸四郎(70)は、舞台中にセリから3メートル下の奈落へ転落し、救急搬送された長男・市川染五郎(39)の近況を語った。この日の夕方、姉の紀保(50)も病院へ見舞いに訪れていた。

 27日の事故から1週間後の3日、染五郎は集中治療室(ICU)から一般病棟に移っている。転落直後、幸四郎は「僕は最悪の事態さえ覚悟しました」と、話したが、発表された染五郎の症状は、右頭部打撲と右半身打撲だけで、脳挫傷や脊髄損傷はなかったという。

 病状の取材を進めるさなか、本誌は衝撃的な染五郎の状態を目撃する。日時は、幸四郎が生出演のためNHKに入るわずか数時間前のことだ。本誌が見た染五郎の様子は、事故直後の、救急車で搬送されたときとさほど変わっていなかったのだ。酸素マスクこそつけていなかったが、ストレッチャーに固定された上半身は布に覆われていた。

 染五郎は微動だにせず、天井を向いて目を閉じている。マスクをしていたため、口元は見えず、表情はうかがえない。腕には点滴がつけられ、首には肌色のコルセットが見えた。髪はきれいになでつけられ、ヒゲも剃られ、打撲と診断された右の耳と頬はきれいに処置されていたが、額の左側には擦過傷のような傷跡が数本残っていた。手術したという骨折箇所は布の下で見えなかった。

2人の男性看護師が染五郎を乗せたストレッチャーを運んでいく。向かったのは、処置室だった。染五郎が処置室へ入ったのを見届けたように、園子夫人(40)は病室へ戻って行った。夫人は少しやつれたようにも見えた。

「彼が入院しているのは特別療養環境室です。通常は、差額ベッドといわれる個室ですね。1日5万円程度です。明るいオーク調の部屋にはトイレ、シャワー、洗面所、冷蔵庫、大型テレビなどが備えられ、デスクやテーブルはもちろん簡易ベッドになる椅子もあります」(病院関係者)

 一部で、12月から収録が始まる来年のNHK大河ドラマ『八重の桜』で復帰予定という報道もあったが、この状況で、本当に大丈夫なのだろうか。
「染五郎さんの『八重の桜』の収録は12月からなのですが、現在のところ変更なく大丈夫と聞いております。ただ、ご容態のことなので、様子を見守っていきたいと考えています」(NHK広報)

 彼の病状写真について、東京・池袋の大越外科医院の大越敦医師に分析してもらった。
「3㍍の高さからの転落ですから、体には大きな衝撃があったはず。しかし、ICUから一般病棟へ1週間ほどで移られたので、命に関わる危険はないということでしょう」

 ストレッチャーで移動するのは、まだ、手術した右手首が不自由だからだという。
「ただ、染五郎さんは39歳と若いので回復力もあるでしょうし、3カ月後の復帰も十分、考えられます。ただし、脊椎や手首の損傷具合によっては、後日、交通事故のむちうちと同じような後遺症が出る恐れが懸念されます。その場合は、痺れや運動機能に麻痺が残るかもしれませんね」

 首に見えたカラー(コルセット)は何のために使われているのだろう?
「もし、カラーで首を固定しているのなら、むちうちの可能性が考えられます。頸椎を損傷している場合、体のどこかの運動機能に麻痺が出る可能性が出るかもしれません」
 どうやら完全回復までにはしばらく“時薬”が必要そうだ。

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