『あまちゃん』支えるスタッフが語る映像“合成”の苦労

投稿日: 2013年07月11日 07:00 JST

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』でVFX(ビジュアル・エフェクツ)を担当しているのは、石澤祥子さん(38)だ。VFXとは、撮影後の“視覚効果”のこと。オープニングで、タイトルロゴの前にアキが飛びだしたり周囲にウニが飛んだり、失恋したアキが自転車でE.T.のように飛んだあと、海に落下したのもVFXだ。

「ほぼ毎日、スタジオで、ほとんどコンピュータや専用機器と向かい合う仕事です。でも、最初の久慈のロケには行きましたよ。現場を見て、あらかじめ消すものをチェックしたり、合成のために、撮影時から要望を出すこともあります」

 とはいえ、オープニングのキラキラ輝く海の映像にはほとんど手を加えていないという。「私たちも最初は『きれいに加工しよう』と、張り切っていたのですが(笑)。久慈の海は本当にキレイで、何もする必要はありませんでした」と石澤さん。

 エンジニアに憧れて5年制の東京高専に進み、情報工学科でコンピュータを学んだ。NHKには技術職で入った。『あまちゃん』でのいちばんのチャレンジは、’80年代の雰囲気作りだという。監督から最初に出された課題だった。

「過去といっても色あせた過去ではなく、むしろ当時のほうが北鉄が開通し、春子も夢に向かってより活気があったはず。黒を引き締め、レトロ感も表現しつつキラキラした雰囲気を出しました」

 高い要望に応えるべく、石澤さんは照明のチーフと相談を重ね、通常の倍以上の時間をかけて何度も映像を作り直した。

「映像で過去と現代を描き分ける、2つの時代がリンクする。そして過去も現代もどちらも『元気』。これこそ『あまちゃん』だと思うんです。えっ、写真ですか、恥ずかしいかも。寝不足で顔がめちゃくちゃ疲れているでしょう」

 窓のない映像編集室にこもりきりの毎日には、そんな苦労が……。

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