ジブリ鈴木敏夫が語る宮崎・高畑両監督のライバル関係

投稿日: 2013年12月06日 07:00 JST

関連キーワード

 中山秀征(46)の対談連載『語り合いたい人』。今回は株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫さん(65)だ。公開中の宮崎駿監督作品『風立ちぬ』ではプロデューサーを、最新作の高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』では企画を担当。両監督の裏側を、たっぶりじっくり話してくれた。

鈴木「宮崎駿はアニメーションの手ほどきを高畑さんに受けていましてね。高畑さんのもとで育って、なおかつ新人だった宮さんを抜擢してくれたのも高畑さん。それで高畑さんのデビュー作からずっと監督は高畑勲、絵を描くのは宮崎駿でやってきた。つまり宮さんに言わせると『僕の青春はパクさん(高畑勲の愛称)に捧げた』となるわけです」

中山「なるほど、常に高畑さんのために絵を描いてきたんですね」

鈴木「そういうことです。あるときは共同事業者で、仲間であり友達で。そして、それぞれが独立して映画を作り始めるとライバルになった。今日に至るまでね、互いが互いの作品を意識しているんですよ。見てね、それぞれが何て言ったかを2人とも気にしていますよね」

中山「『風立ちぬ』を見た高畑さんは何と?」

鈴木「まず『話に無理がなく非常に好感が持てた』そうです。あの主人公像がとてもよかったし、バランスのとれたいい作品だ、と。その感想を宮さんに伝えたらもう天にも昇る勢いで大喜びしましてね」

中山「これまで高畑さんに褒められることはあまりなかったんですか?」

鈴木「『となりのトトロ』のときは高畑さんに『僕らが目指してきたものの頂点ですね』と言われて、宮崎駿は小躍りして喜んでました。そういうとき高畑さんは大人のふりして立派なことをいうんですよ。アハハ。なんというか、高畑勲は宮崎駿にとってお兄ちゃんなんですよね」

中山「厳しくもあり優しくもある。宮崎さんは『かぐや姫』はご覧になったんですか?」

鈴木「スタッフが最初に見る初号といういちばん最初の試写会で見ましたよね。で、見終わったときに、みんな涙を流しながら試写室を出てきましてね。それを見た宮さんが何て言ったと思います?ある人をつかまえて『なんだ、目を真っ赤に泣きはらして。こういう映画で感動するのはね、素人だよ!』って(笑)」

中山「アハハ。宮崎さんかわいいですねぇ!」

【関連記事】

若手監督が1年かけて探り当てたスタジオジブリの正体

ジブリ『風立ちぬ』ヒロイン声優「昔の映画を参考に…」

松井玲奈&松井珠理奈がジブリ作品を前に二人の姫に!

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

“韓国で最も有名な日本人”KangNam「日本と韓国の架け橋に!」2018.04.17

今回のK☆STAR LOVERSのゲストは、“韓国で最も有名な日本人”として日本のバラエティ番組でも活躍する歌手KangNam(カンナム・31)。 この日は、ネプチューンの名倉潤と、河本準一(次長課...


ランキング