美輪明宏「食品偽装問題は騙される側の虚栄心が問題」

投稿日: 2013年12月31日 07:00 JST

 年末、にわかにきな臭い雰囲気が漂ってきた’13年。「こんな時代だからこそ、笑顔を絶やさずにいれば気持ちが前向きになって何事もうまくいく」と話すのは美輪明宏さん。そんな美輪さんが’13年ニュースぶった切り!その切り口から’14年の生き方が見えてくる!!

【食品偽装問題】
「食品偽装が問題になっていますけど、いちいち○○産の○○エビだとか書かなきゃいいんですよ。実際は違うエビで、産地が違ったり……いちいち書くから嘘をついたことになる。

 店側がなぜそんなことを書くかというと、エリート意識をくすぐって一流だと思わせたいから。客側も“これが高いのは無理ない”“これだけの食材を使っているなら仕方ない”と思って、お金を払う。ある意味、詐欺みたいなものです。

 それに引っかかるのは、騙される側にも虚栄心があるということ。そもそも相手は、虚栄心につけ込んだ商売をしているのです。そういうものに騙されないためには、自分自身を磨くしかありませんね。

 本来、○○産のエビであろうが、自分が食べておいしいと思えばそれでいい。だって、ブランド名で食べるわけじゃないのですから。ブランド名で味が変わりますか?ほんとくだらない話ですよ。ようするに、ブランド名に頼ったり、惑わされたりしなさんな!ということです。

 私は洋服を買いに行くとき、お店の看板を見ないで買いに行きます。店内をズラ〜ッと見て、品物がよければ買う。買った後は何年も使い“これ、どこのブランドですか?”と人から聞かれて、“えっ、どこのかしらね?”と。あらためてタグを見て“○○○らしい”って言うぐらい(笑)。それは自分の目で選ぶ基準もよく心得ているからです。つまり、一流ブランドの○○だから安心と思って買い物をされている方は、後でエライ目に遭うかもしれませんよ。

 一流というのは、何をもって一流と言うか。そのほとんどは、自分たちが勝手にそう言ってるだけ。その根底にあるのは人々の虚栄心。そこにつけ込んで商売をしている。だからブランド品が売れるのです」

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