園子温 やりたいことをやるには「最初に啖呵を切ること」

投稿日: 2014年03月21日 07:00 JST

 隔週連載“中山秀征の語り合いたい人”。今回は『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』等、個性的な衝撃作を世に送り続ける映画監督、園子温氏(52)。’93年、秀ちゃんが司会をしていた『もっと過激にパラダイス』(NHK・BS)に園監督が出演して以来、20年ぶりの再会となった。

園「僕は最初の作品が『自殺サークル』で“俺、別に嫌われてもいいもんね”という立ち位置からスタートしたので、“園さんだから裸も血もOKです!”という人からしか依頼がこない。ホームレスから返り咲くんだったら、徹底的に嫌われてもいいくらいの度胸で腹をくくってやろうって思っちゃったから、振りきっちゃたんですよね」

中山「ほかの監督からしたら、“本当は俺もそれをやりたいけど、やれないんだよ”って悩んでる人も多いと思いますよ」

園「入り口は大事ですよ。最初に啖呵(たんか)切ることって大事なんです。“いや、わかってますよ。園さんだからR18+でもいいですよ”とプロデューサーも映画会社も用意はできているので、僕はハナから闘う必要がないんです。ただ“いや、今回はヒューマンドラマやりたいんだけど”と言うと、“それは違うでしょ”って拒否されますし、“え、今回は裸もないんですか?うーん、どうかなぁ……”って逆にゴネられる(笑)」

中山「監督の作品は生々しかったり、おどろおどろしかったりっていうイメージだから、逆のことが難しくなるジレンマですね(笑)」

園「今はだいぶ自由にやらせてもらえるようになりましたけどね。もともと僕『ベイブ』がいちばん好きな映画なんですよ」

中山「ハートフルですね……。ベイブやほかの動物が血だらけとかにはなんない?」

園「なんない、なんない(笑)。僕、本当に動物好きなんですって。ハードなものが続いて疲れると、たまにハートフルな映画もやりたくなりますよ。今年は前半がハートフルに。でもそれじゃあ腑抜けとか言われるだろうから、後半はファンキーにいこうかなとは思ってますけどね」

中山「振り幅ありますねー。映画監督としての最終目標ってあるんですか?」

園「でも、秀さんに約束すると、また20年後になっちゃいますよ。70歳になって『やっとできました……』って報告する羽目になる(笑)」

【関連記事】

『進撃の巨人』作者「漫画家の夢は隠してました」

EXILE・TAKAHIRO流“夢を叶える心の持ち方”
赤西仁 黒木メイサも呆れた夢計画「LAでクラブ経営を!」

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

3分で種明かし!手の灰が移動する仰天ハロウィンマジック2017.10.31

「ハロウィンでどんな仮装をしてまわりのみんなを驚かせようか」と考えているあなた!マジックを使って、さらに驚かせてみてはいかが?当日までに仰天のハロウィンマジックを覚えて、ワンランク上の夜を楽しもう! ...


ランキング