《フルヴィア・ザッケローニ夫人への一問一答》

投稿日: 2014年07月01日 00:00 JST

Q.ご主人のアルベルトさんが日本代表の監督に選ばれた時、どんな反応でしたか?

A.日本代表の監督という大役を任されたということを、夫はとても喜んで、満足している様子でした。一国のナショナルチームを率いるというのは、サッカーの監督をする人間にとっては、非常に名誉で、誇りに思うべきことです。それに、彼は以前からナショナルチーム代表監督という仕事を、やってみたいと望んでいたようですから、喜びはなおさらだったと思います。たとえ結果がどうであっても、彼のような仕事をしている人間にとって、それはとても名誉なことには違いありません。

Q.今回のW杯ブラジル大会を前にして、御主人は何か奥様におっしゃっていましたか?

A.大会直前に電話で話したときは、特別、決意表明のようなことは言っていませんでした。ただ、彼が非常に大切で、大きな仕事を前にして、いつもより緊張している様子なのは、話していても分かりました。でも、必ず良い結果を達成できると信じているようすでした。とても残念なことに、それは実現できませんでしたけれど。

Q.日本とイタリアで、遠く離れて生活して来られたわけですが、その間、お二人の間で何か決め事や、約束のようなものはありましたか?

A.普通の夫婦にとっては、遠く離れた場所に別れて暮らすのは、確かに容易ではないでしょうね。でも私たちの場合は、彼が家を離れてミラノのチームの監督をしていたときもそうだったのですが、こういうライフスタイルには、もう慣れていました。ただ遠く離れて暮らす夫婦にとって重要なのは、頻繁に連絡を取って、話し合うということです。そしてたとえ離れていても、お互いが相手のことを、ずっと「身近な存在」と感じられる状況を保つことが重要なのです。ですから、この4年間、彼が日本にいる間も、ほとんど毎日、話はしていました。

Q.ご主人が日本にいる間、どのような形で連絡を取り合っていらしたのですか?

A.インターネットのメールなど、あらゆる方法で、毎日連絡を取り合っていたのですが、やはり心がいちばん通じるのは、電話で直接、夫の声を聞くときでした。

Q.ひんぱんに電話で話をすると、電話代だけでかなりの額になると思うのですが、たとえば毎月、いくらぐらいの電話代がかかっていましたか?

A.これはお金の問題ではありませんから、あまり気にしていません。とにかく、二人の人間が直接相手の声を聞きたい、それを通じていつも繋がっていたい、と感じていることが大切なのですから。

Q.日本について、御主人はどのようなことをはなしておられましたか? たとえば住まいの事とか、食べ物とか、着る物とか……。

A.「日本の文化や暮らしに、非常に魅惑されている」と言っていましたね。ただ、食べ物のことだけについては、なかなか慣れないし、イタリアにいる時の方が楽だ、という話はしていました。日本食が食べられない、ということではないのですが、やはりイタリアの料理の方が、口に合うようでした。食についてだけは、普通のイタリア人は、外国の文化になれるのが大変だと思いますよ。
ただ日本人は、多くの人が勤勉で、仕事熱心だと言って、リスペクトしてもいましたし、居心地が良さそうでした。「余計なことにかまけて、時間を無駄にしないところが良いし、好きだ」と言っていましたね。彼自身もまた勤勉で、非常に仕事熱心な人ですから、日本人のそうしたところにで親近感をかんじたようです。勤勉で働き者、という点で彼と日本人とは、相性が良かったのだと思います。
他の文化や習慣などについては、「どこの国の人間でも、他の国の文化に対しては、尊敬を持って接するべきだ」というのが彼の主義ですし、それに慣れてもいるので、問題は何もなかったようです。

Q.日本の代表チームの中で、直接知っている選手はいますか?

A.個人的に知っているのは、長友選手ぐらいですね。あと、本田選手については、イタリアでプレーしていて、有名なので、名前だけ知っている程度です。その他の選手は、知りません。

Q.ご主人が好きな日本人の有名人はいらっしゃいましたか?たとえば、俳優とか、ミュージシャンなど……。

A.それは聞いたことがありませんし、特にそういう人はいなかったと思いますよ。とにかく主人は、日本代表監督という「仕事」だけに集中して、ほとんどというより、全く休む暇もなく働いていましたからね。

Q.日本代表にとっての、今回のワールドカップが終わって、御主人は自ら監督を辞任することを表明されましたが、どんなねぎらいや、慰めの言葉をかけましたか?

A.まだ、電話で報告があって、ちょっと話した程度なんですが……。電話では元気そうな声でしたが、やっぱりこういう残念な結果になって、彼も本当は深く傷ついていると思うので、慰めの言葉はかけました。「この四年間あなたはプロとして、全力を尽くして、誠意をもって立派に仕事をやってきたし、際立った成果を挙げた部分も、また結果を出した時もあったと思う」と言いました。そして「あなたに課せられた責任は十分果たしたと思います。ただ、最後に運がなかっただけ。それは、私から見ても、確信を持って言えることよ」とも言いました。いまはただ、「お疲れ様、ゆっくり休んで下さい」という気持ちです。

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