長江健次語るイモ欽当時「旅行先で島中の人が集まって…」

投稿日: 2014年07月20日 07:00 JST

「『ハイスクールララバイ』は当日に歌詞をいただいて。僕のレコーディングを持っている間、西山(浩司)君と山口(良一)君はヒマだったので、あの振付を考えたんです」

 ’81年放映されたバラエティ番組『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』(フジテレビ系)で、フツオ役にオーディションで選ばれた長江健次(49)は、一躍、お茶の間に人気者に。ヨシオ役の山口良一、ワルオ役の西山浩司と「イモ欽トリオ」を結成し、デビュー曲『ハイスクールララバイ』は160万枚の売り上げを記録した。

「僕は当時、出たがり屋の高校生。東京のオーディションは西山君、山口君を含め20人くらい来ていました。大将(欽ちゃん)の前でコントを披露したんですが、真っ先に落ちましたわ(笑)」

 ところが帰りの新幹線を逃し、テレビ局をウロウロしていたところ、スタッフが「まだいたんだ。ネタをもう一度やってみて」と声をかけてきた。そして、なぜか「君でいいや」と起用されることに。

「じつは、最初のユニットは中原理恵さんとの3人組で決まっていたそうなんです。でも中原さんが面白いので、別ユニットを作ろうと大将が提案して。急きょ、もう1人必要で、たまたま残っていた僕に声がかかったんです」

 その後は、慌ただしくブラウン管デビュー。レコードの話も突然だった。しかし、レコードデビューという事の重大さに気が付かず、発売日の8月5日には、友人と旅行中だったとか。

「普通の高校生気分で、ナンパしてたくらい(笑)。でも、帰ったら、歌番組に出まくる日々が待ってました。月曜日は9時から『欽ドン!』の生出演があったんですが、同じ月曜日で8時からの『ザ・トップテン』(日本テレビ系)にも、はぼ毎回、収録で出演しました。火曜日から木曜日まで大阪で学校に通って、木曜日の夜には上京して『ザ・ベストテン』(TBS系)に出演して」

 一方で、普通の高校生活も謳歌していたという。

「同級生は『なんでお前、キャーキャーいわれるん?』くらいの感覚で。ちょうど修学旅行のときが『ザ・ベストテン』で1位を獲得した週でした。長崎へ行ったんですが、島中の人が宿の前に集まってしまって。女装して外出した楽しい思い出があります」

 現在は俳優、シンガーとしても活動を行う一方、プロのスノーボーダーとしても活躍。’06年のトリノ五輪では日本代表コーチを務めた。芸能界とスポーツ界を駆け抜け、7月に50歳になる。

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