「芝居が面白いと思ったことがない」ピエール瀧が“演じる”理由

投稿日: 2015年05月17日 06:00 JST

 警察広報官の視点から描くドラマ『64』(土曜22時〜/NHK)は、とある地方県警が舞台。昭和64年と平成14年にまたがる2つの誘拐事件を、ピエール瀧(48)演じる元刑事の広報官・三上義信が、事件の真相に迫りつつ、警察組織と記者クラブの間で葛藤し、苦悩するストーリーだ。

「はたして三上という役をできるのか、というのが率直な感情でした。主演に僕を選んだということは、ものすごく本気か、ものすごくふざけているかのどっちかだろう、と(笑)。でも、きっと本気なんだろうなって思うと、そこに対してきちんと返せるのかわからない。膨大な量のセリフに、やったことのないキャラクターですし。でも、二の足は踏まなかったです。仮にダメだったところで、僕が頼んだわけじゃないですからね(笑)」(ピエール・以下同)

 48歳で初の本格ドラマに主演。けれど、大舞台に際してもひるまず、どこか飄飄としたところは、今に始まったことではなさそうだ。かつて出演した映画『ローレライ』の撮影を振り返った感想も、じつに個性的だった。

「『役所広司さんが、なんで俺の目の前にいるのかな?』って思うこともあれば、柳葉敏郎さんを見て、『ギバちゃんじゃん!』って(笑)。日本映画を代表するような方とサシで芝居をすることがあっても、緊張しないんですよ、困ったことに。頭が真っ白になることもない。強い憧れがないからかなあ、役者に。お会いしてアガることがあるとしたら、落合博満さんくらいかな。自分も野球をやってましたから、三冠王3回はすごいですよ」

 強い憧れはない。では、なぜ演じるのか。

「現場に行くための手段です。役者として自分を高めよう、高めていかなければ、というのはあまりなくて。いろんな現場で、いろんなスタッフ、いろんなモノの作り方を見てみたいんですよね。見るためには、セリフを覚えて、現場になじむようなところまで準備していかなくちゃ見られない。スクリーンに映っている自分がうんぬん……ではない。だから、『次はどんな役をやりたいですか?』って聞かれると困るんですよね。欲もないかなあ」

 撮影現場は、その時々でカメラや撮り方が変わり、機材も新しくなり、同じ現場は2つとしてないそうだ。

「ハリウッド映画、ロシア映画、インド映画の現場、それこそ、タイのラジオ局なんかも見てみたい。どんなだろうなあ、ブースってあるのかな、ちゃんと(笑)。フィリピンの声優とか、どうやって録るのか、ちょっと面白そうじゃないですか。そうやって、どこもかしこも見てみたいんですよ」

【関連記事】

「芝居は相手役とのかけあい」芦田愛菜、天才子役の仕事術

瑛太 「世界で誰もできない芝居」と共演の松田龍平を絶賛
平成の大首絵!篠山紀信が勘三郎を甦らせた

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

スヒョン入隊前の心境を吐露!U-KISSみんなで乗り越える新曲2017.10.17

U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリ...


ランキング