『まれ』スピンオフ主演・高畑裕太「母が『役者の顔になった』と言ってくれて」

投稿日: 2015年10月29日 06:00 JST

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「スピンオフのお話をいただいたときは、ヨッシャー!って(笑)。洋一郎という人が本当に大好きで、もっと演じたいという野望があったので、その思いがかなって本当にうれしかった」

 

そう語るのは、前・後編と2週にわたって放送される『まれ』のスピンオフドラマで、ヒロイン希の親友・一子役の清水富美加とともに後編の主演を担った高畑裕太(22)。

 

10カ月間演じてきた洋一郎へのあふれる思いをぶつけた今作では、洋一郎という人間の心のひだがぞんぶんに表現されている。なかでも、洋一郎が、SNSで出会った仁子(清野菜名)という女性に惹かれ、安易な行動に走ろうとするところを圭太(山崎賢人)ら仲間に諭されるシーンは見どころのひとつ。

 

「洋一郎って、単細胞であっけらかんとしている半面、すごく繊細で、腹の中では、井戸水みたいにどんどん湧き出すような気持ちを持っているんです。人がよすぎてふだんは見えないんですけど。彼がずっとため込んでいた気持ちを吐露するシーンは、僕自身、感動しました。僕も、洋一郎のように単細胞なところもあるし、妄想族。すげえ、想像しちゃうんです(笑)。あと、好きな人に対しての思いも似てるかなあ」

 

その言葉のどおり、今回の取材では、話題の大半に清水の名前が。

 

「正直、ドラマの結末に納得いくかどうかよりも、僕の理想としては、清水さんをずっと追いかけていたい(笑)。役者として尊敬しているし、面白いことをポンポン言うでしょう、どういう思考回路をしてるの?って感心する。ある種のファンです!1年間、好きだったんだもん、しょうがないでしょ」

 

そんな思いを寄せる清水と2人、能登の海岸のやぐらで語り合うクライマックスは、見ながら男泣きしたという。

 

「本編でも“約束の地”と言われ、同級生が誓い合う象徴的な場所です。能登の空気を感じながら演じられたことがいちばんの思い出ですね。一緒に見ていた母(高畑淳子)も、『役者の顔になったね』と言ってくれました。『まれ』という作品は、役者になって初めて得た青春というか、故郷です。これからの役者人生、つらいとき、悲しいとき、このドラマが僕の心の支えになってくれると信じています。僕は神様とか運命とかを信じるほうで、ある意味、自分の運を信じている。導かれたところで、自分がいかに誇らしい自分であり続けるか。いつでも丸裸でいられる、役者=自分でありたいです」

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