桜沢エリカ、初の長編で描いた“伝説の記者”とは?

投稿日: 2016年05月18日 06:00 JST

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5月18日、初の長編コミックとなる『スタアの時代』を刊行する漫画家・桜沢エリカ。現在も『女性自身』にて好評連載中の同漫画の中でも、特に反響の大きかった「追憶のワルツ」編を、このたび3巻同時に単行本化。そこで、今だから語れる制作秘話、物語の見どころについて聞きました!

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本作は昭和を彩った大スターの悲恋について描かれた作品ですが、連載スタートのきっかけは何だったのでしょうか。

 

「連載を始めるにあたり、最初は女性週刊誌らしいドロドロした恋愛ものがいいのかな、というお話をしていたんです。でもせっかくなので『女性自身』らしさを入れたいと思い、お話を伺っていたら、80歳前後で現役の記者の方が3人もいると知って。なかなか珍しいことだなと、そこからイメージがふくらんで、企画が動き出しました」

 

編集部や、芸能界のスキャンダラスなさまがとてもリアルに感じられますが、基本はフィクションなんですよね?

 

「編集部や記者の方へ取材をしましたし、調べられる範囲の史実も取り入れながら、想像を掻き立てて描いています。ただ、登場人物には芸能人を問わず、すべてモデルがいるんですよ」

 

「追憶のワルツ」編で、思い入れの強いキャラクターは誰でしょう。

 

「志摩子ですかね。昭和の大スターの家政婦として働き、その巨額の財産を使い込むという役なのですが、志摩子がどうやってお金を使ったのかを考えても、なかなかピンとこなくて。そこに若くて美しい男性を出したことでピタッとハマったんです。物語の展開も女性週刊誌らしくなったと思います」

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今まで描かれた作品はご自身の体験や日常に近いものが多かったですが、今回はドロドロのフィクション。心境の変化などあったのでしょうか。

 

「ようやく他人のことも描ける体力がついてきたというか。自分のことを描くということは、実は話を考えているようで考えていないからラクなんです。イチからストーリーを作って、他人の人生を生きるというのは体力、根気もいるし、30年やってきてやっと、という感じです」

 

今作は書いていて楽しいですか?

 

「楽しいですよ。特に、ゆっくり話を盛り上げていけるのがいいですね。月刊誌だと連載でも読み切りでも起承転結をつけることが求められますが、週刊誌だと毎回盛り上げるだけ盛り上げて『つづく』とバッサリ切れちゃう(笑)」

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読者の方へメッセージをお願いします。

 

「芸能ニュースを作り出す週刊誌編集部の緊張感や臨場感、そしてフィクションとはいえ、昭和の大スターたちの華やかな人生をいろいろ想像しながら、楽しんでいただけたらうれしいです」

 

※3巻同時購入された方100名様に特製図書カードをプレゼント!5月18日、3巻同時発売となる単行本『スタアの時代』1~3巻(光文社・定価<3巻すべて>本体740円+税)の帯についている応募券3枚をお送りいただいた方の中から抽選で100名様に特製図書カードをプレゼント。詳しくは単行本の帯に記載された応募要項をご覧ください。

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【内容紹介】

週刊誌『女性時代』で取材を続けて50年以上、今も第一線で活躍するベテラン芸能記者、市松たま緒。編集部に届いた映画俳優・浅倉仁の訃報を聞き、伝説の記者は昭和歌謡界の大スタア・橘ミチカとの知られざる悲恋の物語を明かし始めた――。

 

 

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