「とと姉ちゃん」相楽樹 朝ドラ2回落選の苦渋支えた母の言葉

投稿日: 2016年05月20日 06:00 JST

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「両親は放送を毎日見てくれていますが、作品の鞠子ではなく自分の娘を見ている感覚みたいです。一度、『自分の娘が朝ドラに出るってどんな感じ?』と聞いてみたのですが、いまひとつピンときていないみたいですね」

そう語るのは、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演中の相楽樹(21)。ヒロイン・高畑充希(24)が演じる小橋常子の妹・鞠子役として注目を集めている。放送開始以来視聴率20%超えと絶好調の『とと姉ちゃん』。そんな過酷な撮影の日々を陰ながら支えてくれているのは、ほかでもない本当の家族の存在だ。

 

埼玉県出身の彼女は、実生活でも3人きょうだい。10年に女優デビューして以来、ずっと両親がサポートしてくれているという。

 

「私はどうしても若いうちに大きな作品に関わりたくて、新人や無名の人でも活躍できるチャンスがある“朝ドラ出演”は悲願でした。これまで2回オーディションも受けていたので、今回、合格の連絡をいただいたときには家族で大喜び。お母さんは涙を浮かべて『頑張ったね』と言ってくれて、お父さんも感無量でした。うちは家から駅まで距離があるのですが、どんなに早くてもお母さんが朝ご飯を作ってくれて、車で駅まで送ってくれます。終電をすぎてタクシーで帰っても、明かりをつけて待ってくれています。お母さんがソファーで寝ているのを見たりすると、『私はすごく親に支えられている』と思いますね」

 

突然の朝ドラへの大抜擢には周囲も慣れないのか、少し浮き足立っている側面もあるようだ。苦笑しながらこう明かす。

 

「両親よりもお祖父ちゃんとお祖母ちゃんのほうが反応していて、私のことを遠い存在になってしまったと思っているみたいです。でもすごく喜んでくれて、病院とかいろいろなところで『うちの孫が朝ドラに出てるのよ!』と言って自慢しているらしいです(笑)。つい最近も遊びにいったら、『とと姉ちゃん』の裏話をいろいろと聞かれました(笑)」

 

家族や仕事仲間たちに支えられながら、日々成長している相楽。現在21歳の彼女に、これからの夢について聞いてみた。

 

「今回の撮影で少しは出演者やスタッフさんなど周りのことも見渡せるようになったし、作品に取り組む感覚もずいぶん変わりました。今はまだ私のことを知らない人のほうが多いと思うので、役柄の鞠子と呼ばれることは本当に嬉しいです。でも朝ドラが終わったら、今度は鞠子からは想像もできないような役にも挑戦したい。根暗だったりハイテンションだったり、いい意味で鞠子のイメージを裏切っていけるような”振り幅”のある女優になっていきたいと思っています」

 

ドラマが進むにつれて、次第にその存在感が増してきている相楽。彼女の熱演ぶりもまた、高視聴率の一端を支えている――。

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