大橋巨泉「ガン在宅療法」死を招いたのは医師とのコミュニケーション不足

投稿日: 2016年07月27日 06:00 JST

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〈もし、一つ愚痴をお許しいただければ、最後の在宅介護の痛み止めの誤投与が無ければと許せない気持ちです〉

12日夜、急性呼吸不全のため急逝したタレントの大橋巨泉さん(享年82)の死因をめぐり波紋が広がっている。妻・寿々子さんが20日に発表した手記が発端だ。

2005年6月の胃ガンに始まり、この11年で3度のガン切除手術や、放射線治療を受けてきた巨泉さん。今年2月末には、左鼻腔に転移したガンを抗ガン剤と放射線で治療し、体力が著しく低下していた。

 

寿々子さんは主治医から、巨泉さんの死がこれまでのガンの影響に加え、〈最後に受けたモルヒネ系の鎮痛剤の過剰投与による影響も大きい〉と言われたと主張している。事務所関係者が語る。

 

「巨泉は、今のところガンはないので、栄養補給のための補助器具を手術で埋め込めば、在宅介護が可能だと主治医に言われました。

 

そこで、千葉県の自宅で在宅医療ができる医者を探したところ、地元で専門の医師が見つかった。4月5日に自宅に戻れたのですが、その医師は終末医療のつもりで、引き受けていました」

 

在宅医療とは、体力がなく病院に通えない患者のため、医師が患者の自宅を訪問しておこなう医療。終末医療とはガンなどで余命わずかな患者の痛みをモルヒネなどで緩和し、穏やかな最期を看取る医療のことだ。

 

手記を読む限り、寿々子さんが望んだのは終末医療ではなく、在宅医療だとみられている。

 

「退院した日の午後、在宅の医師が自宅に来て『どこが痛みますか』『どこで死にたいですか』と聞いてきて、巨泉は驚いたそうです。

翌日に薬局から大量のモルヒネ系の鎮痛剤が届いた。飲み始めてから5日後には、意識がもうろうとして立てなくなり、再入院となりました。

 

結局、自宅に戻ることなく死去。奥さんはモルヒネの過剰投与が死の一因だと考えているのです」(同前)

 

別の事務所関係者はこう語る。

 

「早い話が医者との意思の疎通が取れていなかったということ。医者も電話で『(終末医療だと)勘違いをしていました』と親族に言ったそうだ。医療過誤訴訟は今のところ考えていないと聞いている」

 

医師と遺族のコミュニケーション不足から、患者の死去後、こういったトラブルに発展することは多いという。博識ぶりで右に出る者がいなかった巨泉さん。最期に在宅医療の落とし穴に落ちたのが残念だ。

(週刊FLASH 2016年8月9日号)

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