藤岡弘、語る娘の教育法「手を上げたら抱きしめて愛を囁く」

投稿日: 2016年09月10日 06:00 JST

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「私が『真田丸』で演じている本多平八郎忠勝は「武士道の鑑」と言える存在という気がします。私は、幼いころから武道家の父(故人)に武士道の精神を学び、父からも、母からも『忠孝』について教えられた。ですから、本多忠勝に共感するところは多々ありますし、彼の気持に私の思いを重ねて、何かを発信したい。そう思って忠勝を演じてきました」

 

と語るのは『真田丸』で7作目の大河出演となる、藤岡弘、さん。徳川家康の中心、本多忠勝を熱演中だ。ドラマでは熱血漢ぶりと同時に、娘を溺愛する涙もろい父親でもある。

 

「文献によると、忠勝の長女・稲(小松姫)が真田信幸に嫁いだのは14~15歳のとき。戦国の世では珍しいことではありませんが、私にも同じ年頃の娘がいますので。稲と一緒に親子を演じるときは、稲が自分の娘のように思えて気持ちが入りました(笑)。『真田丸』の忠勝は稲を溺愛してメロメロですが、娘は、私のことを『いちばん怖いのはパパ』と言っているようです、周りには(笑)」

 

仕事柄、家を空けることが多いという藤岡さん。そんな彼と愛娘とのコミュニケーション法とは――。

 

「ときどきですけど、早朝仕事に出かける前に、娘のためにおにぎりやカレーライスを作って置いておくようにしています。『パパが作ったから食べなさい』という手紙を添えて。 そうすると、食べ終わったころに必ず私の携帯に『パパ、ありがとう。おいしかった』と、娘から電話があるんですね。時間があれば、おにぎりやカレーライスのほかにも料理を作って娘に食べさせています。私は厳しいときは本当に厳しいです。聞きわけのないときは手を挙げることもあります。顔は避けて叩くのはお尻ですが。そして、泣きじゃくる娘を抱きしめて『パパはおまえのことを愛している』『愛しているからこそ叩くんだ。わかってくれ』と耳元で囁くと娘は『うん』と。このとき親子の心情がつながったと確認できるんですね」

 

そんな藤岡さんが、周囲の親子関係を見て、強く訴えたいことがあるという。

 

「昨今親子の関係、つながりが問題になっていますけれど、世のお父さん、お母さんに伝えたいのは『自分の血肉を分けた子供を命懸けで愛してほしい』ということです。命懸けで。そうすれば、親の思い、心情は必ず子供に伝わる。『ああ、これはただ怒っているんじゃない。自分と真剣に向き合って、自分のことを思って本気で怒ってくれている』と子供は本能的に察知してくれると、私は信じています」

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