『べっぴんさん』芳根京子「10万人に1人」の難病克服の過去

投稿日: 2016年10月15日 06:00 JST

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「この1年はプライベートはいらない、と言っている芳根だが、辛い別れがあった。同い年の俳優と交際していたが、朝ドラが決まったころに別れたと聞いている。いまは仕事を頑張るときと、心に決めたのだろう」(芸能関係者)

 

初回の視聴率が21.6%と好調なスタートを切ったNHKの朝ドラ『べっぴんさん』。ヒロインの芳根京子(19)は、2014年の朝ドラ『花子とアン』で蓮子(仲間由紀恵)の娘・富士子を演じた若手の注目株だ。彼女が輝いている裏には、強烈な伝説があった。

 

芳根は東京生まれの東京育ち。小学校からピアノとフルートを習うお嬢様だった。

 

「中学では吹奏楽部。中1の5月に学年で一人だけ、ステージに上がるメンバーに抜擢された」(近所の人)

 

そんな彼女を、中2のときに大病が襲う。急に体に力が入らなくなる、難病「ギラン・バレー症候群」だ。運動神経が炎症を起こし、手足にしびれや麻痺が出る病気だ。年間発病率は10万人に1~2人という。亡くなった大原麗子さんや、安岡力也さんも苦しんだ。

 

「幸い芳根さんの症状はそこまで重くはなかったが、それでもある日から学校に行けなくなって……。結局1年間学校に通えなかった」(同)

 

大病を経て、芯の強い女性になった。

 

復学後、高1の夏に上地雄輔のコンサートを観に行ってスカウトされ、芸能界へ。昨年出演した映画『幕が上がる』の本広克行監督が話す。

 

「撮影中、最初は声が出なくて苦労しました。現場の裏で彼女が悔し泣きしていたこともありました」

 

ちょうどそのころTBS系のドラマ『表参道高校合唱部!』の主演に抜擢され、そこで芳根は弱点を克服した。

 

「合唱がテーマの作品だから、相当発声練習をこなしたのでしょう。そのころ、舞台版の『幕が上がる』の稽古をしていたのだが、舞台の後半戦から俄然声が出るようになりました。ひとつチャンスを与えられると、それを契機にポンとステップを上がっていくタイプです」(同)

 

「主人公の坂東すみれは刺繍や手芸が大好きな役。クランクインに先立って裁縫の指導があったが、芳根はルームシューズを作って共演者にプレゼントしていた。じつは芳根の祖母は裁縫の先生。いっしょにぬいぐるみを作ったこともあるという」(NHK関係者)

 

祖母は2年前に亡くなった。『花子とアン』出演が決まったのは葬儀当日だった。天国の祖母に見せるため、芳根は今日も精いっぱい「べっぴん」な演技をする。

 

(週刊FLASH 2016年9月27日、10月4日号)

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