西野カナ 高校時代に恋愛綴った“平成の歌姫”の原点ノート

投稿日: 2017年02月01日 06:00 JST

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9月に初東京ドーム公演を行うことが決定した西野カナ(27)。女性ソロ歌手の東京ドーム公演は10人目、平成生まれとしては初の快挙だ。

 

幼いころから歌うことが大好きだったという西野。高校時代には歌手になるべくオーディションを受けていたというが、結果は連戦連敗。そんななか西野の母は、娘に三重県松坂市内の民謡教室を紹介したという。

 

高2から1年間、西野に民謡を教えてきた竹田謡風女さん(49)は当時をこう振り返る。

 

「もともと私は、お母さんの美容室で髪を切ってもらっていたんです。行くとお母さんは『高い音を綺麗に出すためにはどうすればいいんでしょう?』などと、熱心に聞いてきてね。カナちゃんを何とかプロデビューさせてあげたいという思いが伝わってきました」

 

そうしたやり取りを続けていくうちに、竹田さんのもとで発声を基礎からやり直すことに。だが西野の才能の片鱗は、当時から芽が出始めていたようだ。

 

「教え始めてすぐ『この子は違う!』と感じました。普通は私がお手本を示しても、いきなり真似できないもの。でも彼女は一度言っただけで、すぐできてしまうんです。あまりにも覚えるのが早くて、1時間のレッスンでやることがなくなってしまうくらいでした。それに、彼女はとても素直でね。思いを込めたものがそのまま歌となって出てくるんです。才能は申し分ありません。だからこそ基礎から徹底的にやり直すことを心がけました」

 

そんな週2~3回の猛特訓を続けることで、西野の才能はついに開花。05年に角川映画とソニー・ミュージックが共催した『スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス』でその素質を見出され、歌手デビューへの扉が開けた。

 

「合格後、カナちゃんは作詞も始めるようになりました。主催者からお願いされたらしく、ある日、私に『先生の恋愛話聞かせて』と言い出すんです。当時の彼女は作詞できるほどの恋愛経験がなかったんでしょうね。私の話が役に立ったかはわかりませんけど(笑)。以来、彼女は思いついたことを書き留められるよう、ノートを持ち歩くようになりました」

 

翌06年に所属事務所と契約。その後も彼女は大学進学準備のため名古屋へ向かう直前まで、竹田さんのもとでレッスンを続けたという。

 

「最後のレッスンを終えた後、どんな言葉をかけたかはあまり覚えていないんです。こみ上げてくる涙を抑えるので必死だったので。当時は大学を卒業したら地元に戻ってくるとばかり思っていました。でもここまで有名になるなんてね……」

 

それから9年、西野は東京ドーム公演を行う歌姫へと成長を遂げたのだ――。

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