【大西ユカリ】第1回「何じゃこりゃーな感じ」

投稿日: 2009年07月21日 00:00 JST

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――ソロアルバム第一弾ということで、やりきった感のあるような、とにかくてんこ盛りといった内容に仕上がっている印象を受けました。

大西 次どうすんねんって感じですよね。

――ここまで行くとこれからの一作一作の展開が楽しみになってくるのですが、まずこのアルバムに対する意気込みはどういった感じだったのですか?

大西 これは毎回思うことなんですが、前よりも良い物を作って行こうという気持ちで挑みました。それは他のアーティストさん達も常に同じ考えだと思います。このアルバムを作るにあたって今まで音楽活動をしてきて出来なかったこと、やれそうでやれなかったこと、例えば他の誰かとコラボして作品を作ったりだとか、遥々東京まで来て録音してみたりだとか、時間もお金も無駄なく効率良くというよりは、無駄なことをいっぱいしてしまった感じですね。プロデューサーと二人でじっくり作り上げたので、振り返ってみるとものすごく無駄に沢山時間を費やしたように思えますね。その分、歌に関しては修正を入れたくなかったので、出来る限り録音したそのままの状態を保つようにしました。ですから、一曲歌い終わる度に「はい、出来た」といった具合にカウントして行けるのが楽しかったですね。
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――十九曲入りというのは、なかなか珍しいのではないかと思うのですが。

大西 そうですね。でも横山剣さんなんかは毎回二十何曲入りとかですもんね。曲が余ってる人はそんなことも出来るんでしょうけど(笑)。でも私も本当はもっと入れたい曲がいっぱいあったんですよ。ただ未完成な曲も中にはあって、詩は構想の中では出来上がっていても曲としては完成されていないような。しかしそれを完全に作り上げてしまうと、コンセプトアルバムのようなものに仕上がってしまう気がしたんですよね。結局私自身の個というものを立たせたかったので、大阪で「欲ぼけ」と言うんですけど、あれもこれもといった欲張りな感じにはしたくなかった。だから十九曲というのは私にとってむしろ丁度良い量ですね。ただ今までの自分の作品から比べると曲数は多い方です。これまで出しだアルバムでは十二曲位が多かったので、お客さんにちょっと悪い気がしてたんですよ。だからこれ位入っていればなんとか元取って貰えるんじゃないかなと(笑)。

――ファンクな力強い曲調からソフトでメローな曲調まで詰め込まれていて、まるで縦横無尽に動き回っているという雰囲気ですが、今回のテーマとして敢えて色んな雰囲気を出して行きたいというのがあったのですか?

大西 特にそういう意識は全然なかったですね。ただ単にあんなのも、こんなのもあるという感じでどんどん入れていった感じですね。高田渡さんや中山ラビさんの曲とかがありますけど、フォークってね、不良音楽なんですよ。当時は一番悪い人達がやってた音楽じゃないですか。非行ではなく不良。それがキャンプファイアーや合唱の曲なんかのイメージが時代の流れでついてしまいましたけど、元々は悪の世界観ですよ。私はその不良と非行の狭間みたいな雰囲気が好きなんですよね。だからフォークなので優しい曲、という意識は全然ないですね。

――なるほど、そういうことだったんですね。聴いている我々はいきなりアルペジオから曲が始まったので、すごくびっくりしたんですよ。走っていたらいきなりつまずいたという感じ。

image大西 なんじゃこりゃーみたいな?(笑)

――今回の十九曲全てに思い入れがあるとは思うのですが、その中でも特にこれはというようなエピソードはありますか?

大西 最後の曲、「ここに幸あり」というのがあるのですが、それは実は仮歌なんです。歌唱プランなんかも全然決まっていない状態で演奏も機械のまま、まあとりあえず歌ってみようということでさらっと歌ってみたら森プロデューサーの耳にえらく残ったらしくて、その無垢でガツガツしていない感じがこの曲と妙にマッチしていたんです。思い切ってこのままにしましょうってことで、仮歌で音源もそのまんま、別に誰に演奏を手伝ってもらった訳でもなく収まってしまったという訳なんです。この曲お母さん方へ向けての歌なんですけど、ずっと前からどこかのライブで歌いたいと思っていて今まで温存していました。

――このアルバムでは沢山のゲストの方々が参加されていますが、皆さんとは以前からお付き合いされていたのですか?

大西 そうですね。以前から交流のあった方々ばかりです。
とにかく色んな方々に参加していただいているのですが、それぞれの曲に対して最適な人選ができたのではないかと思っています。餅は餅屋じゃないですけど、この人にこの曲を任せれば間違いないといった感じで。四十何人もいるので、領収書が束でがばっと来ると大変なんですけどね(笑)。でもどなたもお金とかそういう問題抜きにして、気持ちよくやっていただけたので本当に良かったです。とにかく皆さん誠心誠意やっていただいたので、一曲ずつの思い入れが強くて順番なんて付けれないですね。

 

「報恩アルバム」大西ユカリのソロアルバム、遂に発売!

imageHOU ON serial code:PCD-18570
¥3,000(tax in)

http://www.hustle-records.com/

 

 

 

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