山崎ハコ vol.7

投稿日: 2008年08月23日 00:00 JST

[E:note]僕もハコさんの歌を聴いたのは大学のころです。高橋伴明さんが僕の先輩だから、『愛の新世界』を観に行って、それでハコさんが2曲ぐらい歌っていらした。映画の内容的にもそういう女の子たちの話ですね。伴明さんが監督して、荒木経惟さんが写真を撮った映画です。
山崎 あれは、たしか18歳以下は見られないですよね。あれも、あの歌ができてよかったですよね。
[E:note]そのイメージがあるから、例えば役者さんを取材するときに、僕のそのときの記憶が生きるわけです。「そこに山崎ハコの歌があって」というところから僕はきているから。
[E:note]いまの若い子たちはいろいろな事件が起きて、人間関係も稀薄になったところで、「自分たちも考えたいから、歌もちゃんと聴きたい」という時代が来たような気がします。だから、フォークも流行ってきて。
07 山崎 そうだと思いますね。「えっ? これ、何十年前の歌なんだ」というのはあるかもしれない。私たちの何かを欲するアンテナは一緒なんですね。だから、アンテナだけはあるんだけど、いろいろなものが入り過ぎているから、見失うのね。カタツムリみたいに、ヒューンとなるじゃないですか。いまの表現で思い出したんですけど、私はカタツムリみたいにと言うけど、あれは知っているからなの。突くと、こうなるというのを知っているから。そういうのもあえて言ったほうがいいんじゃないかと思う。カタツムリとか、知らない子がいるよね。それを、私の小説には必ず出そうと思っているんですよね。でも、日本は変わったわけではないから、いまでもいるんだよね。そして、カタツムリは水をやらないと死んじゃうよとか、そういうなかで生きてきているんですね。共存しているんですよね。早稲田(早大の講義でコンサートを開いた)も皆、聞いてくれたしね。それと、この間のスイートベイジル(ライブレストラン「スイートベイジルSTB139」)で思ったんですけど、結局、大沢悠里さんがすごくラジオで言ってくれたから、主婦の方がいっぱい来てくれたんですね。私のことを知らなくて初めて聴いたって。そして悠里さんが「いいから」と言ってくれて。それが、「ラジオをお聴きの皆さんが来てくれましてありがとうございます」と言うのをころっと忘れて。私、アンチョコも何も見ないからね。だから、「お礼」と書いておけば忘れなかったんだろうけど。もう、ほんとにだめですよね。だから、きっちりしたコンサートも、セリフのようにやらなければいけないのかもしれないけど、ほんとにだめです。ひとつ区切りがついて事務所に入って、今度はスタッフがいて。いままで10年間、ハコがきつい状況の中で、ファンサイトにスケジュールを出してくれたりと応援してくれた人たちとか、いままで隠れファンというの? ハコと言うと笑われて肩身が狭かった人たちが、今度は堂々と出てもいいように。それは簡単な話なんですよ。1曲ヒットするとね。当時のファンは「売れて欲しくない」と思っている。でも、30年も経つと、「もう1回ブレークしてよ」と皆言うわけです。「もうあんまり不幸せなものは見たくない。結婚でもなんでもしてくれ」とファンが言うわけですよ。とにかく、皆で生きていこうよとなっている。それは、前向きでいいことだと思うんですね。私はどうなるかわからないけど、私がヒットするとか、『織江の歌』もそうですけど、常に本当に心の入ったものを作っていって、それがヒットすれば一番いいわけです。それは、ヒットせんかなあと思ってやっていたわけで、CDも出せない状況がずっとあったわけで、事務所もないし。それがいま事務所があったり、スタッフがいると、状況は少し変わるんですよ。私がレコード会社に行って「すみませんけど」と言えなかったりしても、スタッフが言いますよね。そうすると、同じ曲を作るんでも、周りが変えるから。そしていいほうになればファンは喜ぶと思いますよ。人知れず苦労して、人知れずいい曲を出して「それ、CDにしてよ」と言われる。だから、古いファンのために恩返しのつもりでやりたいです。それで、その人たちには、「今度、お子さんも連れて来てね。中学生以上だったら連れて来て」と言います。あと、「旦那さんと来てね」とか。だめでもともとですからね。
[E:note]これから、いろいろ増えるということですね。
山崎 メディアに載ればということでしょう。だから、『女性自身』とかに載るのは嬉しいです。だって、載ることないですからね。フォーク列伝と言って、それこそイルカさんとかのことを『アサヒ芸能』がやってくれているんです。「裸の写真が多いから電車の中で読めないよ」とか、「子どもの前で読めないよ」とか言いながら、皆喜んで見てくれたりするんですよ。だから、もう少しいろいろなところが取り上げてくれないかなと思います。あと、新聞が取り上げてくれたりしたんですけどね。そして大沢悠里さんのイベントで見たときに、主婦は絶対にわかってくれるよなあと思っていたので、嬉しいですね。美容院に行ったときは、ここぞとばかり見ています。この間、美容師さんがいっぱい来てくれて、Tシャツも買ってくれたりした。そして早稲田の辺りも第何火曜日とか、休みの日の人は来てくれるとか、美容師さんの間でチラシとかも置いてくれているから、これも見てくれるよなあと思っています。ひょんなことからだけど、嬉しいですよね。あのころは本当に苦労しかないからあれだけど、でも、あんまり苦労話を書いてもなとか思ったりする。

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

スヒョン入隊前の心境を吐露!U-KISSみんなで乗り越える新曲2017.10.17

U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリ...


ランキング