ヤマザキマリの地球のどこかでハッスル日記

  • 第110回 「飽くなき好奇心の持ち主たち・フランスの漫画家たちと交流して」

    01月31日20:00

    1月某日 フランス・アングレーム、 只今わたしは、現在連載中の『プリニウス』で合作をしているとり・みき氏とともに、フランス南西部に位置するアングレームという街に来ております。

  • 第109回 「人は、至極単純なレベルで『凄い』と思える政治家を求める?」

    01月24日17:00

    1月某日 東京、「偉大なアメリカを取り戻す」と叫んでいたトランプ大統領が誕生しました。偉大なアメリカ……私がアメリカって凄い国だなあ、と人生ではじめて感じたのは、おそらくアニメーションの『トムとジェリー』を見ていた幼少期のことだったかもしれません。

  • 第108回 「北海道育ちなのに寒さがダメになった理由」

    01月17日19:00

    1月某日 北海道、先週末から今週にかけて日本全国が寒波に見舞われる中、仕事で北海道の実家へ帰った私は、久々に容赦のない凍てついた空気に思い切りパンチを喰らったような気分になりました。

  • 第107回 「道後温泉で明治維新の多元的なエネルギッシュさを知る」

    01月10日17:00

    1月某日 道後温泉、皆様、新年あけましておめでとうございます。古今東西どこもかしこも何かと目まぐるしく変化するこのご時世、様々な風習や習慣が忘れ去られてゆく中で、私はイタリアではクリスマスを、そして日本では年越しを、今年も律儀に家族と過ごしてまいりました。

  • 第106回 「ショックな訃報が多かった1年」

    12月20日17:00

    12月某日 北イタリア・パドヴァ、イタリアと日本の度重なる往復、それに加えて今年はポルトガルに放ったらかしにしていた家を掃除するために戻ったり、息子が暮らすハワイに母を連れていったり、イタリア国内、日本国内にいても仕事で移動ばかりしていたせいで、今年もまた1年が2カ月くらいで終ってしまうような感覚がしております。

  • 第105回 「離婚騒動を繰り返しても〝家族〟を絶対壊さない姑の執念」

    12月13日17:00

    12月某日 北イタリア・パドヴァ、数週前の出来事ですが、結婚生活37年になるうちの姑と舅が離婚騒動を起こしました。とはいっても、結婚数年目からほぼ毎日「今すぐ離婚だ!」を何百何千回と繰り返してきているので、その言葉が〝実践〟という効力を持つものだとは誰も思っておらず、今回も皆と一緒の食卓の場で姑が「私は今日から娘の家...

  • 第104回 「“ニッポンらしい情景”だった酔っ払い&疲れ切ったサラリーマン」

    12月06日22:00

    12月某日 北イタリア・パドヴァ、先日BBCのネットで、電通の女性社員が過労を理由に自殺し、本社に家宅捜査が入ったというニュースを読んだ旦那が「KAROSHIってまだあるんだ……」と私に話しかけてきました。

  • 第103回 「キューバ――細やかな感性と情熱を持つ“豊かな人々”」

    11月29日17:00

    11月某日 北イタリア・パドヴァ、キューバのフィデル・カストロ氏が11月25日に90歳で亡くなりました。といっても、多くの日本の人々にとっては、遠く離れた中南米の、小さな島国を統治していた人、独裁者と呼ばれる人、といった認識以外に頭に思い浮かぶことはおそらく他にないでしょう。

  • 第102回 「移民受け入れ、イタリアと日本の違い」

    11月23日18:00

    11月某日 東京、アメリカのトランプ次期大統領は「メキシコ人の移民がアメリカ人の仕事を奪っている」と国境に壁を作るという強硬策を叫んでいますが、先日、日本では外国人介護士の全面解禁と、介護現場に外国人の技能実習生を受け入れる法案が成立したばかりです。

  • 第101回 「突然倒れても……危機一髪で救われた母」

    11月08日17:00

    10月某日 ハワイ、私は旅に出るとよく病気になります。本質的には体力もあるし、とても頑強で丈夫な人間なはずなのですが、幼い時から何かとよく病気にはかかる傾向があり、大人になってからは無謀な仕事の詰め込み方をしたり、何かに没頭し続けるとわりと簡単に病気になってしまいます。

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