ヤマザキマリの地球のどこかでハッスル日記

  • 第90回 「お金をかけるだけじゃない、斬新な発想のできるオリンピック招致国は今後出てくるのでしょうか。」

    08月16日23:00

    8月某日 北イタリア・パドヴァ、8月5日(現地時間)にリオオリンピックが始まってから既に数日、日本でもここイタリアでも今のところメダルラッシュに沸いているとおり、地球の裏側で頑張る選手たちの勇姿にテレビ越しで励まされている人たちもきっと沢山いることと思います。

  • 第89回 「ゲームも使いよう」

    08月02日17:00

    8月某日 北イタリア・パドヴァ、もともとゲーム類に興味がありません。スマホでもゲームをしたことはないし、飛行機での長時間移動でもゲームをやったことはありません。しかし、今から30年くらい前、フィレンツェで画学生をやっていた頃、我が家に日本からやってきた中学生の女の子が2週間程滞在していたことがあり、その子が持って来たニ...

  • 第88回 「ルーブル美術館」は絵描きの道を選ぶ勇気を与えてくれた空間

    07月26日18:00

    7月某日 北イタリア・パドヴァ、パリにあるルーヴル美術館を最初に訪れたのは、14歳、中2の時のことでした。フランスとドイツを1カ月かけて巡る一人旅の最終ゴールがこの美術館だったわけですが、念願の目的地にやっと足を踏み入れる事はできたものの、ミロのヴィーナスもダヴィンチのモナリザも膨大な人の群れ越しにやっと覗けた程度で、...

  • 第87回 「体臭 vs. デオドラント臭」

    07月19日17:00

    7月某日 北イタリア・パドヴァ、フィレンツェで学生生活を送っていた頃、当時の詩人の彼氏と一緒にバスに乗っていたら、途中の停留所から友人が乗り込んで来た事がありました。我々を見つけてそばに寄ってきたこの友人は、昨日見た映画だったか何かの話を熱心に語り始めたのですが、突然詩人の彼氏がその友人に向かって「おまえ、今日めちゃく...

  • 第86回 「“熱帯雨林の昆虫”のようでも、異性は意識しない男性たち」

    07月12日17:00

    7月某日 東京、以前こちらのエッセイで、イタリアの我が家に週2回、お手伝いにやってくるロシア人女性のファッションについて書いたことがありました。最近は北イタリアのパドヴァの気温も30度を越す日が増えるようになり、彼女もピタピタのレギンスからお尻がはみ出すホットパンツに履き替える季節になったようです。彼女の性格は頑固で真...

  • 第85回 「テロリズムの蔓延はどこまで続くか」

    07月05日17:00

    7月某日 東京、テロが頻発しています。先日はトルコ・イスタンブールのアタチュルク国際空港での約40名が死亡した自爆テロ事件、そして7月2日にはバングラディシュの首都ダッカでの襲撃事件、そして3日の夜にはイラクの首都でも多数の死者を出す連続多発テロが発生しています。

  • 第84回 「18歳選挙権への不安と心細さ」

    06月28日17:00

    6月某日 東京、日本に帰国してからというもの、仕事で滞在した九州の大雨だったり、都知事の辞職やイギリスEU離脱など、穏やかになれない出来事が続いておりますが、ふと気がつくと街中には参院選のポスターが貼り出されたりもしています。そういえば今回から投票権が18歳以上になったんだっけ、と思いながら、ふと自分の18歳を振り返る...

  • 第83回 「会話を断絶させる『上から目線』という言葉」

    06月21日19:00

    6月某日 福岡、この秋から始まるNHK『イタリア語講座』の美術案内コーナーの収録をフィレンツェの美術館で3日間掛けて取り終えた後、ドイツ経由で日本へ戻った私は、翌日、北海道の母の実家へ赴き、母の溜め込んでいる昭和30年代からの『暮しの手帖』と、同誌を愛読してきた私と母のインタビュー撮影をし(こちらもNHKで『とと姉ちゃ...

  • 第82回 「コミュニケーションの喪失と再生 映画『ロスト・イン・トランスレーション』」

    06月14日17:00

    6月某日 北イタリア・パドヴァ、夫の実家へ行く用事があったついでに、3年前にシカゴから引っ越して来たときからそのままになっている段ボールの幾つかを物色していたら、中から当時見ていた懐かしいDVDが幾つか出てきました。その中の1つが『ロスト・イン・トランスレーション』だったのですが、数日前に偶然この映画の事を考えていたこ...

  • 第81回 「〝置き去り〟が世界で注目を集めた理由」

    06月07日17:00

    北海道の山林で7歳の男の子が行方不明になったニュースは世界中で物議を醸しましたが、ここイタリアでも行方不明になった当初から発見・保護に至るまで、国営放送の報道番組で何度か取り上げられていました。遠い国で発生した事件や事故の報道というものは、どうしても本国ほど細かい詳細までは説明してくれません。

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