犬と人の絆を描く映画の撮影で虐待発覚──犬を無理矢理荒れ狂う水に……

投稿日: 2017年01月19日 17:00 JST

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TMZの動画より

 

『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督が手がける最新作『A Dog's Purpose』が27日に米国で公開される。原作はW・ブルース・キャメロンのベストセラー小説『野良犬トビーの愛すべき転生』。野良犬として生を受けたトビーが数度の転生を繰り返す中で、様々な人間と関わり合いながら「自分の生きる目的」を探究していく物語だ。犬の視点で書かれており、犬の行動や思考がとてもリアルだと愛犬家からの人気が非常に高い。

 

それだけに、今回のスキャンダルは致命的だろう。TMZが映画撮影中の動画を独自に入手、公開した。そこには、ごうごうと渦巻く水の中に無理矢理ジャーマン・シェパードを浸からせようとしているスタッフの姿が捉えられていた。

 

この動画は2016年11月、カナダ・ウィニペグの屋外プールで行われた撮影を収めたもの。情報提供者によると、8艘のボートのモーターを作動させて人工的に水流を作り出し、増水した川に警察犬が飛び込むシーンを撮っていたという。犬は明らかに嫌がっており、前脚でプールサイドを掻きながら必死に抵抗している。ついにはスタッフに首輪を掴まれて水に入れられてしまうが、それを見守る他のスタッフは笑い声を上げている。人間に寄り添う犬の心をテーマに据えた作品を作るために、舞台裏では犬に虐待を加えていたのだ。

 

コメントを求められた制作会社と米ユニバーサル・ピクチャーズは「安全な環境を整え、動物たちを倫理的に扱うことは、この映画を撮るに当たって最も重要視しなければならないことでした。当時の状況を調査します」と回答。

 

「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals=通称PETA)」は映画を見ないようボイコットを呼びかけている。

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