小林亜星が考える“K-POPが日本人になじむ当然の理由”

投稿日: 2016年07月17日 06:00 JST

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「いま、テレビはそんなに重要なものじゃなくなっちゃったのかな。ニュースはいちばん早く見られるけど、なきゃ困るというものでもない。いろんな媒体があって、いろんなものを見ているからね。CDだって全然売れないですよ。無料で配信しているものを聴いたり、気に入ったら買うくらいで。だからレコード会社はどこも厳しいですよ」

 

そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第64回のゲスト・作曲家の小林亜星さん(83)。『寺内貫太郎一家』でおなじみ“昭和のガンコオヤジ”のイメージが強いですが、中山の質問にぽつり、ぽつりと丁寧に会話される姿が印象的でした。そんな2人のトーク、スタートです!

 

中山「亜星さんが作曲を始めたころは、いろいろなことが始まっていく時代ですよね。海外の音楽も入ってきたりとか」

 

小林「日本人は世界中で流行している音楽に興味があってね、イタリア、フランス、アメリカもそう。世界中の流行が日本の流行でもあったんです。でもいまはね、外国でどんな音楽がはやっているか誰も興味ない。これが不思議なんですよ。国際化どころかアメリカのチャートがいまどうなっているかなんて知らないじゃないですか」

 

中山「一方で少し前にK-POPブームがやってきて、いまだに人気が続いている気がしますが、なぜでしょう」

 

小林「韓国の音楽的な才能は日本人の比じゃない。みんなうまいですよ。古賀政男さんだって、子供のころ朝鮮にいらして、そこから音楽が生まれていますから。日本の演歌のメロディは韓国メロディなんですよ」

 

中山「韓国の曲が日本人になじむのは当たり前なんですね」

 

小林「残念ながら、日本人は音楽的才能があるとは言えないね。アジア人はもともとヨーロッパに比べると洋楽的なことは弱いですよ」

 

中山「日本は島国というのも関係が?」

 

小林「西洋は石の文化でしょ。レンガを積み重ねた高い建築で歌うと、反響して倍音が聞こえてきて、そこからハーモニーが生まれたんですよ。日本は木の文化だからね、そんなものは聞こえてこない。大陸でつながっている韓国は石も木もあるんだから」

 

中山「そもそもかつての先祖たちが入れてきたものの幅が違うんですね」

 

小林「そういうことです。日本は、明治以降に洋楽を聴いてたまげたんだろうね」

 

中山「なるほど。いろいろなことに影響を受けながら音楽ができていくんですね」

 

小林「なんでも最初はモノマネからでしたよね。『シャバダバ、シャバダバ』なんてテーマソングも外国っぽいじゃないですか」

 

中山「『11PM』ですね。誰もが知っているテーマ曲というのも減っている気がします」

 

小林「それぞれ好みがあって、個性を尊重されてるから、みんなが一斉に何かを追う、ということが恥ずかしい感じなんですかね。『俺は違うんだぞ』って。服装も全然違う。昔はひとつはやるとそればっかりでしたよ。だから音楽も同じなんでしょうね、個性が大切な時代なんだと思います」

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