西川きよし 前立腺がん闘病半年を支えたヘレン夫人への感謝

投稿日: 2016年08月01日 06:00 JST

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今年、結婚50年を迎える西川きよし(70)・ヘレン(69)夫妻。そんな夫婦が年明け早々に迎えたのが、夫の前立腺がん手術と言う試練。いまもリハビリが続くなか、夫婦で「闘病半年」を振り返ってもらった――。

 

西川きよし(以下=きよし)年の初めに、僕が入院して、手術をすることになりました。

 

西川ヘレン(以下=ヘレン) 私たちは2人とも元気で過ごせるように年に1回は、必ず一緒に人間ドックを受けてきましたが、主人には以前から前立腺肥大がありまして。夜中に何度もおトイレに行くんです。眠れない、おトイレ、眠れない、おトイレ……の繰り返しで。

 

きよし もう、かれこれ10年ぐらいになります。

 

ヘレン それで、昨年の3月に検査したときに、先生から「数値(PSA)が少し上がっています」と。「私は心配で。主人に「つらいでしょうけど、一度生検してくださいませんか?」と申しましたら「痛いんやろ?」と。

 

きよし 男は痛さに弱いから。

 

ヘレン いやいやですけれども、昨年の秋に生検をすることになりました。

 

きよし 下半身麻酔をして、針を14本差して……。これは不気味でした。それで、14本差した針の3本に腫瘍が付いてきた。それを精密検査に出したら「がん」だということでショックでしたぁ。

 

ヘレン 「がん」という言葉に2人はたいへん沈みました。まあ、たいへんなときにはいろいろことが起きるもので……。

 

主人の母が体調を崩して昨年1年間ずっと入院していましたが、今年の元日に亡くなりまして(享年95)。そこで、自分の「がん」と、お母さんの「死」が一つになってしまって、主人は本当に落ち込んでいました。

 

夜分休むときに、2人でこれからのこと、手術のことなど話をしましたけれど、「(手術は)うまくいくやろうか……」と不安がる主人に、私は「必ずうまくいきます。絶対大丈夫です」と。

 

きよし 1月18日に東京の病院に入院をして、20日に手術をしました。ダヴィンチ療法という方法で。5時間ぐらいの手術でした。

 

ヘレン がんと一緒に前立腺の肥大も取っていただいて。

 

きよし 手術は成功したけれど、「転移」や「これから」を考えるととても不安でした。幸い転移については、先生から「大丈夫です。心配いりません」とお墨付きをいただきましたが、はたして仕事に復帰できるのだろうか……と。

 

ヘレン 私は「転移はしていません」とうかがって、不安のなかにも大きな安心をいただきましたので。「これから」については「絶対に大丈夫。必ず元に戻れる」と信じていました。ですから、マイナスなことはひと言も主人に申しませんでしたし、家族でもマイナスな話はしませんでした。

 

きよし 家内は本当にいい度胸をしています。芸人の女房としては最高です(笑)。

 

ヘレン 2月1日に退院をして、20日にはお仕事に戻ることができましたけれど、一つ問題がありまして。手術の影響で尿意を感じたり、我慢することがうまくできなくなってしまったんです。

 

そこで、オムツを当てることになりましたが、大人の男性がオムツをするのは何とも言えない、切ない気持ちだろうな……と思いました。

 

きよし その話を、家内がテレビで思い切って話したんです。そうしたら、ものすごい反響で。

 

ヘレン いまも家を出るときは予備のオムツを持って出かけますが、おトイレでオムツを替えるときは”個室”に入らないといけない。そのときに人目を気にしたり、不安があるだろうなと思いましたので「主人はオムツなんです」と。お話しすることで、みなさまのご理解とお助けをいただいて、主人やオムツをなさっている方が少しでも楽になれれば……と考えまして。

 

きよし いまはだいぶ膀胱におしっこがたまるようになりました、おかげさまで。

 

ヘレン 毎日(括約筋を鍛える)リハビリをしていますので。主人はまじめで、がんばり屋さんですから(笑)。

 

きよし 僕らは寝室で2人だけになったときとか、一緒にお風呂に入って、背中を流しっこしているときに、いろん な話をするんです。

 

たとえば、家内はこれまで同居していた僕の両親や自分の母親の世話や介護を本当に献身的に、自分が病気になるくらい一生懸命やってきました。そんな彼女を見て「1人の人間にここまで尽くせるものなのか……」と思って、ずっと感謝してきましたが、今回、前立腺がんになって、逆の立場やったら、僕は家内に同じように尽くすことができるのだろうか……。僕には無理だろうと思いました。

 

それを考えると、家内には本当に感謝、感謝ですね。

 

ヘレン 夫婦というのは本当に山坂、山坂……で。でも、それを乗り越えていくのが夫婦だと思います。

 

きよし 家内と僕は、神様が一緒にさせてくれたんじゃないか。神様から「ヘレンときよしが一緒になれば1+1が3にも、4にも、5にもなるんやないか」というご縁をいただいたような気がします。

 

それで、おかげさまで50年。

 

これからは、とにかく家内のために一生懸命働いて、家内が80歳、90歳になっても「とてもお年には見えませんね。お元気で、おきれいで」と言われるような女房にしてあげたいと思っています。

 

ヘレン 私としては、これからも元気で支え合って、2人して100歳を超えたいと思っておりますので。これからも「よろしく」お願いいたします(笑)。

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