君島十和子 育児も実業家夫がサポート、長女との“別れ話”も

投稿日: 2016年08月26日 06:00 JST

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「私も50歳になって、人生のリミットが見えてきたなと思いますし、その意味でもまずは60歳までが勝負かな、と思っています。この先の10年で、ふたりして取り組んでいる仕事の計画をどこまで形にできるか。いまの私の夢は、FTCをどのご家庭にもうちの製品が1つ置いてあるような、そんなブランドに育てたい」(十和子さん)

 

表参道の人気化粧品ブランド「フェリーチェ・トワコ・コスメ(FTC)」本社の社長室で君島十和子さん(50)はこう言って、瑞々しい顔に柔らかな笑みを浮かべてみせた。

 

「美のカリスマ」と称され、多くの女性たちから羨望の眼差しを集める彼女。そして、そんな妻とふたりで、まったくのゼロから立ち上げたコスメブランドを今日の姿まで成長させた実業家の夫・君島誉幸さん(51)。

 

皇族やパリの社交界にも愛用者がいたファッションブランド「KIMIJIMA」。創業者である故・君島一郎氏の跡を継いだ誉幸さんは、新たなブランドの方向性を模索しながら、小さな成功のきっかけになりそうなことは、迷わずなんでもトライした。

 

’05年、化粧品を専門に扱う会社「FELICE TOWAKO(現FTC)」を立ち上げる。しばらくはアパレルとコスメの兼業状態が続いたが、同じころ2代にわたって君島ブランドを支えてきてくれた職人が次々と引退。誉幸さんは思い切って事業をコスメ1本に絞った。

 

元来、美容に並々ならぬ知識と関心があった十和子さん。自ら安心して毎日使える化粧品の開発をプロデュースする役を買って出た。次第に雑誌などで取り上げられる機会が増え、テレビの通販番組などにも出演。’94年4月に長女、’01年10月に次女を出産していた十和子さんは、育児に仕事にと多忙になった。だが、十和子さんを、それぞれの実家の母たちが、そして何より誉幸さんがサポートしてくれた。

 

「わが家では子育てはママだけの仕事、という感覚は一切ありません。育児や家事はチームとして夫婦で取り組む、そういうことがふつうにできる家です」(十和子さん)

 

つい最近も、こんなことが。

 

「妻の撮影の日に、次女の学校の保護者面談の日程が重なって。私が被写体になるわけにもいきませんから(笑)。そこで、私が娘の学校に行きました」(誉幸さん)

 

2年前の’14年、ふたりは早くも巣立っていく長女との別れを経験している。長女が幼いころからの夢をかなえて、兵庫県にある宝塚音楽学校に入学し、寮生活を始めることになったのだ。十和子さんは「実は……」と、ある事実を打ち明けた。

 

「長女が入寮してから1年間で私、40個ぐらいぬいぐるみを贈っているんです。毎週のように小さなマスコットやテディベアを。別にあの子が欲しいって言ったわけでもなんでもないのに」(十和子さん)

 

初耳だったようで誉幸さんも「え、そうだったの?」と声を上げる。十和子さんは、懐かしそうに続けた。

 

「あの子が寂しがっていると勝手に思って、ぬいぐるみを買っては贈って。でも本当に寂しかったのはあの子じゃなくて、私だったんでしょうね」(十和子さん)

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