三浦雄一郎「人生は60代から」を実現する心の持ち方

投稿日: 2016年09月25日 06:00 JST

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「2年後、85歳で中国のチョー・オユーという8,200メートルの山を登る予定です。80歳でエベレストを登ったときにギネスワールドレコードで、最高齢で最高峰に登ったと認めてくれた。そのときに80歳以上で8,000メートル超えの山を登った人がいままでいなかったことがわかったんですよ。だから85歳で登り、自分でその記録を塗り替えたいと思っています」

 

そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第68回のゲスト・プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さん(83)。3年前、80歳で3度目のエベレスト登頂。自身で世界最高齢記録を塗り替えた。そんな三浦さんに、「人生は60代から」を実現する心の持ち方を聞いた。

 

【1】「これだ」と思う目標を見つける!

 

「小さいことはずいぶん諦めたりしますけど、これだと思うことだけは、死んだ気でやりながら生き延びてきました。記録だけが目標じゃないけど、何かに向かうということで自分を奮起させることができますし、僕もエベレストという目標がなかったら人生を諦めていました」

 

【2】目標に対しての執念を持つ!

 

「これだけはやりたいという目標に対する執念といいますか、目標があるから病気やケガにも立ち向かえる。『治すんだ』という気持ちも大切だと思います。リハビリやトレーニングはラクなものではないし、体がきついこともしょっちゅうですが、山を登るには、やるしかありません」

 

【3】「年寄り半日仕事」で無理をせず!

 

「若いころは朝から晩まで頑張って仕事をしますが、年をとったら無理しちゃいけない。午前中に仕事をしたら、午後は休んでいいと思うんです。登山も同じで、1日で山頂へ行って下山まで終えなくてもいい。ゆっくり時間をかけて登って、ゆっくり下りてきたらいいんです」

 

【4】「どうせ死ぬなら」と開き直る!

 

「僕は65歳のときに『余命3年』と言われて、どうせ死ぬなら、死ぬ気でトレーニングをしたらエベレストに登れるんじゃないかと開き直りました。この病気を治してエベレストに登る。健康の状態で挑戦するよりも、もっと意味があるんだと自分で勝手に思いましたよ」

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