柄本佑「役者を一生の仕事と自覚したのは、結婚してから」

投稿日: 2016年11月13日 17:00 JST

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「連ドラ主演のお話をいただくなんて、まったく想像してなかったです。ちょっと恥ずかしい気持ちもあるし、主役って、“みどころ”を言わなきゃいけないのか!と痛感しています(笑)」

 

そう語るのは、放送中の主演ドラマ『コック警部の晩餐会』(TBS系・水曜深夜0時10分〜)で、通称“コック警部”こと、捜査一課特命警部・古久星三(こっくほしみつ)を演じる柄本佑(29)。俳優・柄本明(68)の長男で、幼いころから無類の映画好き。母・角替和枝(62)、弟・時生(27)と、家族みんなが俳優の一家の長男だ。

 

’03年の俳優デビューから13年。数々の味のあるキャラクターを演じてきた個性派俳優も、12月で30歳。’12年には女優の安藤サクラ(30)と結婚。これが仕事への意識に変化を生んだという。

 

「役者を一生の仕事だと自覚したのは、結婚してからですね。『俺、これからも、役者を続けていくんだな』って。責任感と言ったらそうなのかもしれないけど、ただ漠然と思ったんです。30代になって何か変わるか?きっと何も変わらないんじゃないかなあ。これまでどおり、目の前の仕事にコツコツ、真面目に取り組むだけ。監督もやってみたいなあと思います。でも、映画を見れば見るほど、俺には無理だなっていう絶望感が湧いてきて、心が揺れちゃうんですよね……」

 

連ドラ初主演で演じているのは、プロ級の料理の腕を持つ刑事という異色キャラ。またひとつ演技の幅を広げている柄本だが、今後目指す俳優像などはあるのだろうか?

 

「小林桂樹さんが大好きなんですよ。何ですかねえ、あのシニカルさと、決して目立たないのに、浮き上がってくる絶妙な存在感がカッコいいなあ、と。最近もちょっと落ち込んだときとか、小林さんの過去の作品をいちばん見てますね。もっともあこがれる人です」

 

いったん映画の話を始めると、自らの思いを熱っぽく、そしてうれしそうに語る姿がとても印象的。そんな彼がこれからどのように円熟味を帯びていくのか、ますます楽しみだ。

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