ユアン・マクレガー 最新映画で〝ゲイ〟のラブストーリーに挑戦!

投稿日: 2010年03月16日 00:00 JST

ユアン・マクレガー 最新映画で〝ゲイ〟のラブストーリーに挑戦!

——本作の出演を決めた理由は?

image「スリルだね。ジム(・キャリー)と仕事ができるというスリル、ジョンとグレンという若い監督たちと彼らの初めての作品で仕事ができるというスリル。ふたりとも素晴らしい脚本家だけど、監督をするのは初めてだったからね」

——ゲイという役柄ですが素晴らしい演技をされてましたが、役作りはどのように?

「ラッキーだったのは、フィリップに会えたことだ。これは実話で僕は実在のキャラクターを演じたわけだから。フィリップとは一日半一緒に過ごした。彼が住んでいるアーカンソーに行ってね。僕は実際に彼と一緒に座って話すことができたし、夕食も共にし、一緒に散歩して、ずっと彼を観察していた。彼はどんな人なんだろうと想像しながら。それは僕にとってとても大切なことだった。実際俳優にとって自分が演じる人物に会える機会は少ないんだ。最初僕は出来る限り彼に忠実に演じたいと思った。でもその後で、脚本に沿って少し人物像を変えて行った。というのも、脚本の中のフィリップは実際の彼よりもうちょっとソフトに描かれていたから。フィリップは9年も刑務所で過ごすという大変な経験をしたから、その分少しタフなところがある。彼のホモセクシュアリティを演じるのは僕にとって重要だった。思うに、彼にはどこかマスキュランなところがあって、彼のゲイ性はそんなに彼をフェミニンにしてはいなかったんじゃないかな。それは彼という人間を考える上で重要だった。当時はそこまで考えなかったけど、いま振り返ってみるとそう思うよ」

——なぜフィリップはあそこまでスティーヴンに好かれたと思いますか。

image「フィリップが僕に言っていたのは、彼らはお互いにものすごく良くわかりあえたということ。スティーヴンほど自分のことをよくわかっている人間はいなくて、それは素晴らしいことだったとフィリップは言っていたよ。お互いに相手のことを誰よりもよく知っているという感覚を持てたことが、彼らにとって大切だったんだと思う。それにスティーヴンにとってはおそらく誰かを面倒見るということが必要で、一方フィリップは誰かに面倒を見られることが好きだったんだと思う。それでふたりの関係がうまく保たれたんじゃないかな」

——刑務所の環境がよりふたりを感情的に近づけたと思いますか?

「うん、僕らはアンゴラ刑務所で実際に撮影をしたんだけど、そこはとても気分が悪くなるような場所で、撮影でたった数日いるだけでも、それを感じることができた。人間の経験としては最悪なところじゃないかな。そんな所にいたら精神的に影響を受けない方がおかしいよ」

——ふたりの関係ではイニシアチブを握るのはつねにスティーヴンでフィリップは受け身です。あなた自身は追いかける側と追いかけられる側のどちらのタイプですか?

image「どちらかといえばフィリップだね(ふふふ)」

——スティーヴンは愛のために人生のすべてを賭けましたが、彼のような人生をどう思いますか。彼のように生きてみたいと思いますか。

「うん、だって愛が人生でもっとも大切なことになるなんて、すごい生き方だろう。彼は刑務所から出た後も、フィリップを助けるために自分が刑務所に戻るリスクを冒すのも厭わない。しかも全力でそれをやるんだ。本当にすごいことだよ。だから彼がいまだにひとり刑務所にいるのはとても悲しいことだと思う。これから何年も何年も死ぬまで彼は、まったく暴力的ではなかった犯罪のために一生を刑務所で費やさなければならない。思うに彼は、テキサス州の刑務所の面子を丸潰れにしたために、その報いを受けることになってしまったんだ。しかも一日23時間も厳重な拘束のもとで軟禁状態なんて本当に可愛そうだよ。でも彼がその気になればきっとまた脱獄できるのかもしれないね。ふたりはいまも、お互い手紙を書き続けているんだよ」

——あなた自身は誰かのために自分を犠牲にするという生き方に憧れますか?

「そんなこと考えたこともなかったけど……うん、ナイスなんじゃない(照れ笑い)。僕は妻のために脱獄したことなんてないけど(笑)。でも、愛のために自分の人生を“犠牲にする”というよりは、豊かにできたらいいと思う」

——最終的にはフィリップはスティーヴンを許したと思いますか。

「そう思うよ。スティーヴンがふつうの社会的ルールのなかでは生きられない男だっていうことを理解したんじゃないかな。つねにペテンをしていないと生きられない、それがスティーヴンのキャラクターだってことをね」

ゆあん・まくれがー★

’71 年3月31日、スコットランドのクリフに生まれる。’96年にダニー・ボイルの『トレインスポッティング』で映画初主演。イギ リスの映画賞を総なめにし、世界的な人気に。’99年に『スター・ウォーズ』新三部作のオビ=ワン・ケノービ役に抜擢。

『フィリップ、きみを愛してる!』

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3月13日より新宿ピカデリーほか全国ロードショー 配給:アスミック・エース

主演:ジム・キャリー、ユアン・マクレガー
『フィリップ、きみを愛してる!』公式サイト http://iloveyou.asmik-ace.co.jp/
Photos:Patti Perret ©2009 EUROPACORP
©KazukoWakayama

 

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